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女優を“諦めようとした”過去… 両親の離婚と挫折に「必死でした」 清純派女優が魅せた“快進撃”の裏に秘めた思いとは?

  • 2025.5.3

ドラマや映画など、数々の話題作に出演し存在感を示す女優はたくさんいます。さまざまな作品にひっぱりだこで、その活躍はとどまることを知りません。今回は、そんな今をときめく女優5名をセレクトしました。

本記事では第2弾として、有村架純さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

今をときめく女優・有村架純の経歴

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(C)SANKEI
  • 主な出演作品:連続テレビ小説『あまちゃん』『ひよっこ』、映画『ビリギャル』など

経歴

有村架純さんは2009年12月、高校在学中に現所属芸能事務所「FLaMme」のオーディションを受けて合格したことで芸能界デビュー。2010年5月にドラマ『ハガネの女』でドラマ初出演を果たすと、同年にドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』で天真爛漫なキャラクターを演じ、注目を集めました。

さまざまな作品に出演した有村さんは、2013年放送の朝ドラ『あまちゃん』の出演をきっかけに大ブレイク。2015年には映画『ビリギャル』で見せた高い演技力が評価され、「第39回日本アカデミー賞」の優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞しました。その後も、朝ドラ『ひよっこ』や映画『花束みたいな恋をした』など、数々の話題作で高い演技力を発揮しています。

金髪ギャル役が話題に!有村架純の代表作・映画『ビリギャル』

有村架純さんは2015年5月公開の映画『ビリギャル』で、金髪ギャルの主人公・工藤さやかを演じています。それまでの清純派で落ち着いた有村さんのイメージを覆したキャラクターに、大きな話題を呼びました。坪田信貴さん著の大人気ノンフィクション作品の実写化ということも相まって、公開から45日間で観客動員200万人以上、最終の興行収入28億円を突破する大ヒットを記録しています。

有村さん演じる主人公が、何度心が折れそうになっても、諦めずに困難に立ち向かっていく姿勢に勇気やパワーをもらえることでしょう。SNSなどでは「物凄いパワーの勇気とか希望をもらった」「有村架純最強。有村架純最高。」「ビリギャルの有村架純しか勝たん 異論は認めない」と絶賛の嵐でした。

困難を乗り越えた女優人生…有村架純の今後の活躍にも要チェック!

今やドラマや映画にひっぱりだこの有村架純さんですが、両親が離婚しており、離婚前から家族の雰囲気が悪くなることもあったそうで「ちゃんと自分で生きていかないとって。母も姉も守っていかなきゃと父親みたいな感覚があって。(小学校)4年生くらいからいろいろあった」と明かし、「友だちもいたし、楽しくやってたつもりだったんですけど、繋ぎ止めるのに必死でしたね、その時は」と当時の心境も吐露。

女優としてのスタートも決して順風満帆ではなく、高校2年性の頃に女優の夢と進学の狭間で葛藤していた有村さんは「もし次のオーディションがダメだったら潔く諦めて大学に進学しよう」と決意。そんな中で応募したオーディションの結果は見事合格。やっとの思いで芸能事務所に合格した有村さんでしたが、またしてもオーディションに落選し続ける日々を過ごしますー。

デビューから数年間はマネージャーや社長と毎日反省会を行い、涙を流すこともあったのだとか。そんな中でも、「私は遊びに東京へ来たわけではなくて、地元の(兵庫県)伊丹市には帰らないつもりで来た」という思いで奮闘し続けた有村さん。

そんな有村さんの、デビュー作は男性4人組ラップグループ・ケツメイシの『仲間』のMVだったそうで、有村さんは当時を振り返り「(MVに出演していることを)知らない人も多いんじゃないですかね」「何もできない、がんじがらめになった私が…。緊張しました」と明かしています。

困難を乗り越え続け、今では多くの人を魅了する有村架純さん。今後の活躍にますます期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です