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「本当にガッカリ」「納得いかない」“期待を裏切る展開”に苦言が殺到… それでもなお“世界的ヒット”を飛ばす【GWに観てほしい名作】

  • 2025.5.3

GW(ゴールデンウィーク)、「今年は何をしようかな?」と考えている方は、ぜひドラマを一気見してみませんか?今回は、“GWに観てほしい”おすすめドラマ5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、ドラマ『地面師たち』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

土地の売買を主とした詐欺師を描く…“GWに観てほしい”おすすめドラマ『地面師たち』

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(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『地面師たち』
  • 配信日:2024年7月25日

あらすじ

新庄耕さんの同名小説を原作に、Netflixオリジナルドラマとして実写化。

とある土地の所有者になりすまして架空の取引を行い、売却代金をだまし取る不動産詐欺師、通称・「地面師」の犯罪を描いた作品。辻本拓海(綾野剛)は父・正海(猪股俊明)が経営する不動産会社で働いていた際、自身が原因で地面師による詐欺に遭います。それをきっかけに会社は倒産。自暴自棄になった父は一家心中しようと自宅に火を付けたことで、母と妻子を亡くしました。

愛する者を亡くし感情を失った拓海。ある日、ひょんなことから地面師のハリソン山中(豊川悦司)と出会った拓海は、彼から「地面師として一緒に活動しないか」と誘われることに。地面師によって地獄に叩き落された拓海でしたが、とある理由から地面師になることを決意するのでした―。

個性豊かなキャラクターとハラハラの展開に釘付け!ドラマ『地面師たち』の見どころ

ドラマ『地面師たち』は、配信開始からわずか3か月で1,050万ビュー(ビュー:総視聴時間を作品の時間で割ったもの)を達成し、世界的ヒットを記録した作品。2017年に大手住宅メーカー・積水ハウスが約55億円の地面師詐欺被害に遭った、通称「積水ハウス地面師詐欺事件」がモデルとされています。

そんな本作の魅力は、個性的なキャラクタ―。綾野剛さんをはじめ、豊川悦司さんやピエール瀧さん、小池栄子さん、北村一輝さんなど、豪華俳優陣が地面師役を演じています。それぞれが記憶に残るインパクトの強いキャラクターを演じており、特に豊川さんの紳士的でありながら狂気に満ちたセリフ・表情・行動の数々は、ミーム化もされたほどの人気を集めました。

また、地面師VS不動産会社の土地を巡るせめぎ合いも作品の見どころ。詐欺がバレそうになる地面師側のピンチと、地面師たちの巧みなテクニックによって騙されていく不動産会社側の、手に汗握る展開に目が離せません。SNSなどでは「騙される人たちが可哀想すぎてお腹痛くなってくる...」という声もチラホラありましたが、「気狂うくらい面白いじゃないか…」「地面師たちホンマに面白い」「ドラマとか基本見ないけど、これは面白い」「久々に凄いドラマだった」と絶賛するコメントが多数上がっていました。

続編の制作に期待…ドラマ『地面師たち』

作中のセリフ「もうええでしょう」が2024年の新語・流行語大賞トップ10に選出されるほど大きな反響を呼んだドラマ『地面師たち』。話題になり過ぎているがゆえに敬遠していた方も、ひょっとしたらいるのではないでしょうか?

そんな本作ですが、「地面師たちの結末納得いかないな」「結末は本当にガッカリ」「結末が若干ベタに落ち着いた感が拭えない」といった声も見受けられ、公式からの発表はないものの「続編があるのでは?」との噂も飛び交っているようです。もし、続編が公開されれば、またしても大ヒットになることでしょう。

まだドラマ『地面師たち』を観たことがない方、また本記事を読んでドラマ『地面師たち』に興味を持っていただけた方は、“ドキドキ・ハラハラが止まらない話題のストーリー”を、ぜひ目撃してみてください。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です