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「ヤバすぎるほど壮絶」父親が蒸発し“一家離散”の過去…苦境を乗り越え“ヒロイン”の座を掴んだ【今をときめく女優】の素顔とは?

  • 2025.5.6

ドラマや映画など、数々の話題作に出演し存在感を示す女優。さまざまな作品にひっぱりだこで、その活躍はとどまることを知りません。今回は、そんな今をときめく女優5名をセレクトしました。

本記事では第5弾として、伊藤沙莉さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

今をときめく女優・伊藤沙莉

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(C)SANKEI
  • 主な出演作品:ドラマ『女王の教室』、連続テレビ小説『虎に翼』など

経歴

伊藤沙莉さんは、2003年にドラマ『14ヶ月~妻が子供に還っていく~』で子役として女優デビューを果たします。当時、伊藤さんは演技未経験だったものの、「心はそのままで身体だけ若返った女性研究員」という難役を見事に演じ、女優としてのポテンシャルの高さを世に知らしめました。

2005年放送のドラマ『女王の教室』でのいじめっ子役が話題となり注目を集めた伊藤さんは、その後もさまざまな作品に出演。主役こそすくないものの、脇役として確かな存在感を示し続けました。2024年には連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインに抜擢され、見事な演技が話題になりました。

伊藤沙莉の代表作・連続テレビ小説『虎に翼』

ドラマ『虎に翼』は、伊藤沙莉さんの代表作となった作品です。NHK「連続テレビ小説」第110作目に制作された作品で、日本初の女性弁護士・判事・裁判所長を務めた三淵嘉子さんをモデルにしたオリジナルストーリー。期間平均視聴率は16.8%を記録し、前4作の視聴率を上回る人気を集めました。

本作の見どころは、主人公・寅子のブレずに真っすぐ信念に向かって突き進む強い生き方です。どれだけ劣勢に立たされても、誰しもが平等な社会を作るために懸命に奮闘する寅子の姿に心が熱くなります。

SNSでは、「虎に翼の最終回、色々思い出して泣いちゃって、もうしんどかった」「最終回観たけども素晴らしいな」など、最終回まで感動と絶賛の声が多く見受けられました。

壮絶な幼少時代を過ごす…伊藤沙莉の今後の活躍にも要チェック!

9歳の時に子役としてデビューした伊藤沙莉さんは、子役時代から大人顔負けの演技力で世間から注目を集めていました。しかし、子役としてキャリアを積む前に、壮絶な幼少時代を過ごしていたことを明らかにしています。

経営者であった父の会社が、バブル崩壊を機に倒産。借金取りに追い詰められる中、父が蒸発したことで自宅を差し押さえられ、一家離散を余儀なくされたそうです。その後、一時期は住む家がままならない生活もある中で、母方に引き取られるかたちで母・伯母・兄妹3人で暮らしていたのだとか。伊藤さんはとある番組で「お家が狭かったりもするんですけど、それ以上に家族で過ごせる、家族で寝たり、ご飯食べれる喜びでいっぱいでした」と当時を振り返っています。

そんな伊藤さんに「伊藤沙莉ちゃんほんと壮絶な体験をしていたんだね」「ヤバすぎるほど壮絶」「あの混じり気のない笑顔は勇気」と驚きの声とともに、壮絶な幼少期を乗り越え活躍している伊藤さんに多くの人が勇気をもらっていることが伺えます。

壮絶な暮らしであるにも関わらず、家族と過ごせることへの感謝や喜びを一番に感じる心の温かさは、伊藤さんが人気を集めている理由のひとつかもしれませんね。

そんな苦境を乗り越え今をときめく女優・伊藤沙莉さんの、今後の活躍にますます期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です