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大物女優に叱責されたことも…【今をときめく女優】“スキンヘッドの役作り”が話題を呼んだ人気女優とは?

  • 2025.5.5

ドラマや映画など、数々の話題作に出演し存在感を示す女優。さまざまな作品にひっぱりだこで、その活躍はとどまることを知りません。今回は、そんな今をときめく女優5名をセレクトしました。

本記事では第4弾として、長澤まさみさんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

今をときめく女優・長澤まさみの経歴

主な出演作品:映画『世界の中心で、愛をさけぶ』、ドラマ『コンフィデンスマンJP』など

経歴

長澤まさみさんは「第5回(1999年度)東宝シンデレラオーディション」にて、35,153人の参加者の中から当時史上最年少の12歳でグランプリに選ばれ、芸能界デビュー。同年6月公開の映画『クロスファイア』で女優デビューを果たします。

2003年に映画『ロボコン』での演技が高く評価され、「第27回日本アカデミー賞」にて新人俳優賞を受賞し注目を集めます。その後、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』でヒロイン役を演じたことで大ブレイク。同作で「第28回日本アカデミー賞」の最優秀助演女優賞を史上最年少で獲得したことで、実力派女優としての地位を確立します。

実際にスキンヘッドに?!長澤まさみの出演作・映画『世界の中心で、愛をさけぶ』

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(C)SANKEI

長澤まさみさんがブレイクするきっかけになった作品が、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』です。片山恭一さんの同名小説を原作に、行定勲監督で2004年5月8日に実写映画化されました。興行収入85億円、観客動員数620万人突破を記録し、2004年の実写映画第1位の実績を叩き出しました。

本作の魅力は、とにかく感動するストーリー。白血病により余命わずかとなった長澤さん演じるアキと、森山未來さん演じるサクとの切ない恋模様に号泣必至です。特に、空港でアキが倒れ、サクが抱きしめながら「助けてください、助けてください!」と叫ぶシーンは、胸が苦しくなります。ちなみに、白血病患者の役を演じるにあたって、長澤さんは実際に髪を剃ってスキンヘッドにする驚愕の役作りをしました。

そんな本作ですが、映画公開からわずか2か月後に連続テレビドラマ版が放送されています。そのため、一部の視聴者からは「映画よりドラマがよかった」「映画のセカチューって微妙やねー」とドラマ版と比較してネガティブな感想も寄せられたそうです。しかし、劇場版もドラマ版も両方傑作といえる内容で、「映画館で観て人目気にせず、めっちゃ泣いたわ」「セカチュー(世界の中心で愛をさけぶ)の映画版を見ました!……やばい、号泣だった」という感動コメントも多くありました。

「やる気がない」とよく言われるのが悩み…長澤まさみの今後の活躍にも要チェック!

そんな今をときめく女優の1人である長澤まさみさんですが、実は意外な悩みを持っていたようです。映画『散歩する侵略者』でのトークイベントにて、「昔から“やる気がなさそう”とよく言われるんですよね。怒っていると言われたり…。自分の感情を人に伝えるのが恥ずかしいタイプなんです」と悩みを打ち明けました。

これに対し、同作で監督を務めた黒沢清さんは「やる気がなさそうで、不安な気分になりました。ただ、撮影していくと、だんだんそういう性格だと分かってきた」と笑みを浮かべながら話しました。

実は過去にも、「やる気がなさそう」という悩みで苦労したことがあった長澤さん。やる気がなさそうに見えたことがきっかけで2度共演したことのある大物女優・桃井かおりさんに、「ここは(この世界が嫌なら)別にやめてもいいのよ」と言われたのだとか。そんな長澤さんならではの雰囲気や性格は、悩みであるのと同時に“長澤さんらしさ”でもあり、それが人気の秘訣にも繋がっているのではないでしょうか。

そんな長澤まさみさんの、今後の活躍に期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です