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『ONE PIECE』ロビンの父親は青キジ…?涙なしでは語れない“ロビンへの想いと真実”

  • 2025.5.17
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写真:PhotoAC

1997年の連載開始から、長年にわたって注目され、今も愛され続けている『ONE PIECE(ワンピース)』。『ONE PIECE』といえば、ルフィたちが遭遇する、多彩なキャラクターが印象的です。今までもたくさんのキャラクターが登場しましたが、その中にかつて、海軍本部大将として世界の秩序を守っていた男、クザンこと通称「青キジ」がいます。

そんな青キジの行動を追っていくと、驚くべき「優しさ」と「秘密の使命」が浮かび上がってきます。

今回は、「ロビンの父親は青キジ!涙なしでは語れないロビンへの想いと真実」をご紹介します!

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

青キジは海軍大将から黒ひげ海賊団へ

クラッカーを一撃で凍らせ「黒ひげ海賊団」幹部たちをたった一人で無力化し、あの「黒ひげ」にすら冷や汗をかかせた「青キジ」

青キジの戦闘力は、海軍大将をやめても今なお、世界最強クラスだと分かります。けれど青キジの本当の価値は、その氷の力を“何のために”使っているのかにあるのです。

青キジは初登場でルフィたちを狙った時も、完全には倒さず、捕まえませんでした。ロングリングロングランド編では、“麦わらの一味”は青キジとの戦闘後、ロビンもルフィも助かっています。さらにオハラで青キジに凍らされた「サウロ」もちゃんと生きていて、ロビンと再会しています。そしてガープも海賊島「ハチノス」で鎖で繋がれていますが、生存しています。

つまり青キジに凍らされた者は、基本的に誰も死んでいないのです。

海賊島ハチノスで、ガープを氷漬けにした青キジ。世間的には「完全に海軍への裏切り」と見えるその行動も、「ガープを殺さずに守るため」の傷口への止血だった可能性が極めて高いと考えられます。なぜなら、青キジにとってガープはかつての師匠であり、きっと今も尊敬し続けている存在だからです。

ロビンへの特別な想い

そして青キジには特別な思いを抱えている存在がもう一人います。それがロビンです。

幼き日ロビンが、オハラ壊滅の地獄から逃れたのは、まぎれもなく青キジの「情け」のおかげでした。オハラを焼き払う「バスターコール」は、世界政府の絶対命令。 青キジはその指示に従ったフリをしながらも、赤犬に責任を押し付け、ただ一人、ロビンを救い逃しました。

しかもそれだけではありませんでした。

その後も20年以上にわたり、ロビンの消息を追い、彼女の生存を気にかけ、陰から見守り続けてきたのです。そんな青キジが「黒ひげ海賊団」に加入したというニュースは、世界中を、読者を驚かせました。

けれどここにも明らかな“違和感”があります。青キジは黒ひげに対して、自分を「赤犬と同期だ」と偽りました。実際には、青キジのほうが年下で、なぜそんな調べればバレる「嘘」をついたのか?

それこそが「黒ひげに完全には心を許していない」証拠であり、青キジは本心を隠した二重スパイの可能性があるからなのです。

つまり、青キジは完全に黒ひげ海賊団の一員ではなく、本当は青キジは、センゴクが水面下で組織している海軍「SWORD」の一員の可能性が高いと考えられます。

SWORDのメンバーに「鳥」の名前

海軍SWORDのメンバーには、鳥にまつわる名前のキャラクターが多い事で知られています。

コビー(コウビトリ)やドレーク(ドレイク=海鳥の一種)、ひばりや孔雀。

そして青キジもまた「雉(きじ)」が名前に入っています。さらに、センゴク(仏のセンゴク)も海軍本部を退いてなお、重要な裏工作を続けている可能性が高く、青キジは「海軍を辞めた」とされていますが、センゴク直轄の秘密組織に所属し、黒ひげという“巨大な闇”の中から情報を引き出している可能性があります。

そう、それはまるで、かつてドフラミンゴファミリーに潜入していたコラソンのように。

つまり青キジは今、命を懸けて、世界の未来のために動いているのかもしれません。

そしてその「世界の未来」とは、ロビンの生存、そして“歴史の本文”(ポーネグリフ)解読に他ならないのです。もしかしたら青キジも「空白の100年」に魅了された1人なのかもしれません。

青キジは、ロビンの父親?

しかし青キジがここまでロビンを守るのは、少し不自然です。ここで立てられる仮説は、青キジがロビンの父親である可能性です。

  1. ロビンの父親は、作中で一切言及されていません。
  2. なぜロビンの家族に関する情報はあれほど伏せられているのか?
  3. なぜ青キジは、あそこまで異常なほどにロビンを特別視するのか?
  4. なぜあのとき、命をかけてまでロビンを逃したのか?

これら全てが、「青キジ=ロビンの父親」説を裏付けていることになります。

もちろん『ONE PIECE』の作中では血の繋がりだけがすべてではない事がたびたび描かれていますが、だからこそ、ここへきて“麦わらの一味”のメンバーでもあるロビンを守るために、父親の青キジが動いていたという、感動の展開があってもおかしくはありません。

まとめ

今回は、「ロビンの父親は青キジ!涙なしでは語れないロビンへの想いと真実」をご紹介しました。

実は、年齢的にも青キジは49歳、ロビンは30歳。青キジが19歳の時の子供だとしても不自然ではありません。

青キジはもしかしたら、世界政府の思想に屈しないため、そして愛する者を守るため、いつも無表情な氷の仮面の下で、今日も戦い続けているのかもしれません。

今後もそんな青キジの行動から目が離せませんね!


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
参考動画:【驚愕!!ロビンの父親‼️】青キジが黒ひげ海賊団に入ってもロビンの未来を気にかける理由の面白い雑学と感想と考察【ワンピースのヤバい雑学】【ONE PIECE FILM RED】麦わらの一味ゾロの親友