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「星に当たってしまった少年…?」ジブリ監督・宮崎駿の説明に100%理解できなかったのに「わかりました」と返した声優は?

  • 2025.4.21
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(C)SANKEI

アニメ映画に欠かせない存在といえば、作品に命を吹き込む声優たち。ときには難解なキャラクター設定に直面することもあるようで、役作りに苦労したという話はよく耳にしますよね。

今回は、宮崎駿の説明に100%理解できないまま「わかりました」と返した声優をご紹介します!

宮崎駿の説明に100%理解できないまま「わかりました」と返した声優といえば?

さて、クイズです。俳優や声優として、幅広い作品に出演している男性がいます。その方は、以前宮崎駿監督の作品に出演した際、監督の説明に理解が及ばないまま「わかりました」と返事をしてしまったといいます。今も当時のことを色濃く覚えているというこの声優とは、いったい誰なのでしょうか?

ヒント...

①国民的アイドルグループの元メンバー

(2)YouTubeチャンネルでは旅や趣味を発信中

声の温度や存在感で物語にどう寄り添えるかが大切

答えは、木村拓哉さんです!

1991年にアイドルとしてデビューし、俳優や歌手として多方面で活躍してきた木村拓哉さん。2004年に公開されたジブリ映画『ハウルの動く城』では、主人公のハウルの声優を務めています。

そそんな木村さんが、2019年4月に放送されたTOKYO FMのラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』で、自身の声優経験について振り返りました。大ヒットとなった宮崎駿作品『ハウルの動く城』のハウル役のオファーを受けた際は「ジブリ作品が大好きだったので舞い上がった」という木村さん。

しかし、現場で宮崎駿監督から「ハウルはね、星にあたってしまった少年なんですね」と伝えられた際には「100%理解していなかったけど『わかりました』って言っちゃった」と、よく分からないままレコーディングに臨んでいたことを明かしました。

当時を思い出しながら、「自分が全部担うのではなくて、自分ができることは声、温度、スピーカーとして何ができるんだろうっていう風に考えることが大事」と語り、共演者や監督との“共同作業”の重要性を強調した木村さん。俳優業で培った表現力を、声優というフィールドでも真摯に発揮しようとする姿勢に、プロ意識の高さが垣間見えました。

エピソードを知るとより好きになるかも

宮崎駿監督の言葉を完全に理解できずとも、真摯に役に向き合った木村拓哉さん。声優としての挑戦も、彼の表現者としての幅の広さを証明するエピソードとなりました。今後も木村さんの活躍から目が離せませんね!