初恋こじらせ夫[35]始まった新生活に不穏な空気
話し合いがあった日の夜。
理恵さんが「リマ本当にごめんね・・・」とリマちゃんに言うと「ママのせいじゃないよ。それにママを悲しませるパパと一緒にいたいと思わなかったし。」と言ってくれました。
「ママね、少し落ち着いたら仕事しようと思ってる。そしたら家にいられる時間が減っちゃうと思う・・・」と理恵さんが言うとリマちゃんは「うん、分かってる。大丈夫だよ~」と言ってくれました。
理恵さんは心配から「1人でお留守番できる?」と聞くと・・・
リマちゃんは「大丈夫だって。お弁当買ったりちょっとお掃除したりリマでもできるから任せて!」と言いました。
理恵さんはお礼を言ってリマちゃんとハグをしました。
これから新しい生活が始まるんだ・・・と理恵さんは頑張ることを決意しました。
そして離婚が成立し数か月が経ったころ・・・
美沙さんから1本の電話がありました。
「もしもーし美沙ちゃん?」と理恵さんが出ると「ごめん、理恵ちゃん急なんだけど今からそっち行っていい?」と美沙さんから聞かれました。
理恵さんは「もちろんいいけど・・・どうした?何かあった?」と聞きます。
すると、美沙さんは少し言いづらそうに「実は今、聡子も一緒なの。ごめんね・・・理恵ちゃんにどうしても直接話したいことがあって・・・」と言いました。
理恵さんは今更なんでと思いながら「あ、うん。分かった・・・」と返事をしました。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi