1. トップ
  2. 「42歳で貯金ゼロ…」借金まみれの5年間、懸命に支えた“妻の本音”【存在感を放つ名脇役】同業者も“惚れ込む”実力派俳優の正体

「42歳で貯金ゼロ…」借金まみれの5年間、懸命に支えた“妻の本音”【存在感を放つ名脇役】同業者も“惚れ込む”実力派俳優の正体

  • 2025.4.17

ドラマや映画などで、物語を引き立てる重要な存在である名脇役。今回は、そんな存在感がえげつない“名脇役”5名をセレクトしました。

本記事では第1弾として、小日向文世さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

事務所から借金した過去も…存在感がえげつない“名脇役”・小日向文世

undefined
(C)SANKEI
  • デビュー:1977年
  • 主な出演作品:『HERO』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズなど

経歴

役者を目指しながら、中村雅俊さんの付き人を務めていた小日向文世さん。中村さんの勧めにより、1977年に串田和美主宰の劇団「オンシアター自由劇場」のオーディションに合格し、入団することに。同劇団の女優と結婚し、1995年に子どもを授かった小日向さんでしたが、1996年には劇団が解散してしまいます。その後、小日向さんに役者として目ぼしい仕事が回ってくることはなかったため、「42歳で貯金ゼロ」だったと明かし、42歳から47歳まで借金生活をしていたと語っています。

当時、長男が1歳、劇団が解散した1年後に次男が生まれ、一緒に公園に行くことも多かった小日向さん。奥さんとは衝突することもあったそうですが「言いたいことがあるんだったらちゃんと言えよ」と小日向さんが言うと、奥さんは悲しげな表情を浮かべ「かわいそうに」とつぶやき小日向さんを抱きしめたとか。奥さんは当時のことを「つらかった、きつかった」と話していたと小日向さんが明かしています。

そんな中、1998年に映画『愛を乞うひと』で重要な役を見事に演じたことで一目置かれる存在となり、その後はドラマ『世にも奇妙な物語』や、映画『非・バランス』などで存在感を示した小日向さん。2001年にはドラマ『HERO』でメインキャストを務めたことで、さらに演技派俳優としての知名度が向上しました。

コメディ全開の演技に爆笑!小日向文世の出演作・『コンフィデンスマンJP』シリーズ

小日向さんは、『コンフィデンスマンJP』シリーズにも出演しています。本作は2018年に連続テレビドラマとして放送された後、スペシャルドラマ1作、映画3部作が公開されました。小日向さんをはじめ、主演の長澤まさみさんや東出昌大さんらによる個性的なキャラクターや、裏の裏を突いてくるようなストーリーが話題を呼び、大ヒットを記録しています。

本作で、小日向さんは変装のスペシャリスト・リチャードを演じています。特に、すし屋の大将に変装したシーンが見どころで、寿司を握るふりをしながら渋い表情でキザなセリフを言い放つ演技が最高です。主演である長澤さんも、当シーンについて「芝居ができないぐらい笑ってしまった」と明かしています。

作品を視聴した方は、「寿司屋さんの大将六郎太と秘書の鶴田のリチャード最高だよ。何度見ても面白い」「コンフィデンスマンの小日向さんかわいくてにこにこしちゃう」など、小日向さんの演技に魅了されたコメントが多く寄せられていました。

出演者も認めるほどの人格者!小日向文世の今後の活躍にも要チェック!

借金生活から、今や名脇役として名を轟かせる演技派俳優となった小日向文世さん。演技力の高さもさることながら、人柄の良さも人気の要素となっています。『コンフィデンスマンJP』シリーズで主役を務めた長澤まさみさんは「新参者だろうが、長い付き合いだろうが、それぞれに光るものをちゃんと見つけて、そのよさをわかったうえで一緒にお芝居をしてくれます」と話し、東出昌大さんは「これだけ明るくて包容力があるからこそ、僕たちもすごくやりやすくなっていると思いますし、現場が救われている部分があると思います」と語っていました。

そんな小日向文世さんの、今後の活躍にますます期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です