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「やりたくない、やりたくない」引退寸前の過去… “グラマラスボディ”で鮮烈デビュー、その裏側にあった葛藤【元グラドルの女優】

  • 2025.4.14

抜群のプロポーションでファンを魅了した元グラビアアイドルで、現在では大物女優として活躍している方も少なくありません。今回は、そんな実は“グラドルとして活躍していた”名女優5名をセレクトしました。

本記事では第5弾として、小池栄子さんをご紹介。グラビアを中心に活動していた小池さんが、大物女優に上り詰めた理由とは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

1998年に芸能界デビュー!実は“グラドルとして活躍していた名女優・小池栄子

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(C)SANKEI
  • デビュー:1998年
  • グラビア期間:1998年~2004年

経歴

小池栄子さんは、芸能事務所「イエローキャブ」の社長にスカウトされて芸能界デビューを果たします。入所後は俳優活動をメインに行っていくつもりでしたが、なかなかオーディションに受からず、グラビアの仕事を紹介されることに。「水着はやらない」という条件で芸能界に入ったものの、高校3年生の終わり頃にはグラビアアイドルとして活動を始めていたと言います。

グラビアに乗り気ではなかったそうですが、癒し系の女性が人気を集めていた当時に逆行するかの如く現れた“クールビューティー”な小池さんは、すぐさま注目の的に。大胆でグラマラスなスタイルを武器に“威圧系”という新たなキャラクターを確立し、一気にグラビアアイドルのスターになります。それからは、バラエティや役者の仕事が徐々に増えていった小池さん。連続テレビ小説や大河ドラマへの出演も果たし、名女優として活躍の幅を広げていきました。

小池栄子の代表作!映画『接吻』の魅力とは…?

映画『八日目の蝉』やドラマ『地面師たち』などの話題作に出演し、驚異的な演技力を見せた小池栄子さん。そんな小池さんの演技力の高さを世に知らしめた作品が、2008年3月8日公開の映画『接吻』です。

本作で、小池さんは主人公・遠藤京子を演じています。京子は幸薄い日々を過ごしながらも、殺人事件の犯人に恋をしてしまったことをきっかけに人生が大きく変わるキャラクター。バラエティ番組で見せたポジティブなイメージとは全く異なり、本作では暗く狂気に満ちた鬼気迫る演技を見せる小池さんに驚かされることでしょう。

SNSでも、「接吻の小池栄子。女優としてこんなにも凄味のある演技のできる方だとは思いもよらなかった」「接吻って映画が好きなんですけど、この小池栄子は凄みがある演技で最高なんですよね」など、小池さんの演技力の高さに驚愕するコメントが多く見受けられました。

引退を考えた過去…苦難を乗り越え、大物女優の地位を確立

グラビアアイドルとして、佐藤江梨子さんやMEGUMIさんと共にグラビア界をけん引した小池さん。「君はクールな顔が似合うんだから、あまり笑うな」と言われたこともあったそう。当時を振り返り「初めてショックを受けたことだったかもしれないです」と当時の心境を明かしています。

また「やりたくない、やりたくない」「何のためにやっているんだろう」と迷いを感じながらグラビア活動を続けていた時期もあったそうで、そのことから「もう、仕事をやめよう」と芸能活動を休止し、引退を考えていた過去もあったと語っています。

しかし「ここで投げ出したら何をやっても続かない」と一念発起し、1ヶ月の活動休止を経て、再び芸能活動に邁進することを選んだそう。そんな小池さんですが、今ではどんな役柄も見事に演じる大物女優の地位を確立しています。

そんな小池栄子さんの、今後の活躍にますます期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。