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韓国・ソウル拠点のデザインスタジオ「Niceworkshop」が、建築現場の産業廃材に命を吹き込む

  • 2025.3.24

韓国・ソウルを拠点とするデザインスタジオ「Niceworkshop」が、アップサイクルブランドの「FORMAT」とタッグを組み、建築現場から生まれる産業廃材に新たな命を吹き込むシリーズ「アルミスクラップシリーズ」を東京で初披露する。

本展では、建築資材として使用されるアルミニウム型枠の加工過程で生じるスクラップに注目。これを建築断熱材とともに型枠金型に流し込み、露出コンクリート工法によって成形・硬化させることで、ブロック状の家具パーツへと再構築している。3サイズ展開のこれらのモジュラー型ブロックは、ベンチ、ソファ、チェアなどへと組み合わせ可能で、無機質な素材が新しいデザインとして空間に息づく。

機能性と素材感、循環性を同時に体現するプロジェクトの背後には、「素材の物理的特性に宿る美」を探求するNiceworkshopの哲学と、持続可能な未来を見据えるFORMATの視点がある。展示初日にはオープニングレセプションも予定されており、両ブランドの最新の取り組みに直接触れられる貴重な機会となりそうだ。

Niceworkshop 「アルミスクラップシリーズ」

開催期間/2025年3月26日(水)〜30日(日)

場所/STANDBY

住所/東京都渋谷区神宮前5丁目11-1

時間/11:00 〜19:00

Photo : Jung Chulhoon Text: Makiko Yoshida

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