スイスの高級時計ブランド、オーデマ ピゲ（AUDEMARS PIGUET）から、4つの特別なモデルが登場。いずれも世界展開に先駆け、日本で先行販売されている。
まず紹介したいのは、「ロイヤル オーク オートマティック」と「ロイヤル オーク クロノグラフ」だ。
今回の特別モデルの最大の特徴は、スモークブルーの“グランドタペストリー”ダイヤル。繊細な模様と独特の発色が、スポーティでありながらエレガントな印象を演出する。
「ロイヤル オーク クロノグラフ」には、スネイル仕上げを施したブルーカウンターを3時、6時、9時の位置に配置。アワーマーカーとロイヤル オーク針には、ホワイトゴールドを採用。さらに蓄光加工を施すことで、暗闇でも視認性を確保しつつ、深みのあるダイヤルカラーとのコントラストを際立たせている。
「ロイヤル オーク オートマティック」には、キャリバー4302を搭載。一方、「ロイヤル オーク クロノグラフ」は、複数回の計測を連続で行えるフライバック機能付のキャリバー4401を採用。いずれのモデルも約70時間のパワーリザーブを誇る。
次に紹介するのは、限定モデル「ロイヤル オーク オフショア フライング トゥールビヨン クロノグラフ」だ。今回のモデルは、ブラックセラミック、チタン、バーガンディのディテールを融合させた、エッジの効いたデザインが特徴。
43mmのブラックセラミックケースに収められたダイヤルは、ムーブメントが主役。ブラックチタンのブリッジにはライン仕上げが施され、ポリッシュ仕上げのバーガンディインサートがインナーベゼルにマッチするよう配置されている。
さらに、フライバック クロノグラフのカウンターを結ぶブリッジのうち、12時位置にはブランドの象徴「APモノグラム」を採用。6時位置には、自動巻きキャリバー2967を搭載。そのダイナミックな動きを、スケルトン仕様のダイヤル越しにじっくりと眺めることができる。
付属のブラックとバーガンディのラバーストラップ（チタン製トリプルフォールディングバックル付き）は、インターチェンジャブル仕様。シーンやスタイルに合わせて、着こなしの幅を広げることができる。
さらに、41mmの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」にも注目だ。
本モデルは、洗練されたホワイトゴールドのケースに、天然石ソーダライト製のダイヤルを組み合わせたツートンデザインが特徴だ。ソーダライトの魅惑的なロイヤルブルー、結晶化した白い模様が織りなす独特の風合いが、タイムピースに神秘的な趣を与えている。
デザインの調和を図るように、ダイヤルの色調に合わせたブルーインナーベゼルを配置。さらに、6時位置には精巧なフライング トゥールビヨンケージを備えている。裏蓋にはサファイアクリスタルのケースバックを採用し、自社製ムーブメント「キャリバー2950」の精緻な動きを眺めることができる。
高級時計製造の頂点を極めるオーデマ ピゲが生み出した特別な4つのタイムピース。時計愛好家たちの心を惹きつける逸品をチェックして。
問い合わせ先／オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
https://www.audemarspiguet.com/
Photos : Courtesy of AUDEMARS PIGUET Text : Makiko Awata