チョークアートがお出迎え。ゆるりカフェ夢家。

こんにちは。リビングえひめweb特派員のすみです。 日差しが日ごとに明るさを増してきて、春の訪れを感じる季節になりました。お出かけが楽しみですね。今回は愛媛県庁第一別館地下にあるゆるりカフェ夢家をご紹介します。

県庁第一別館地下にようこそ

県庁の、しかも地下なので、お店があることを知ってる人は少ないかも。でもどなたでもご利用できます。ここは去年10月にご紹介したNPO法人家族支援フォーラムが運営する「めん処矢磨樹 姫原店」と同じ法人が運営する障がい福祉サービスの事業所でもあります。障がいある人たちが就労支援を受けながら働いています。店内では支援スタッフと利用者さんたちが厨房やホールで元気に仕事をしています。

お気軽にどうぞ

店内にはアートがいっぱい。

店内は広くて41席あります。お昼時は県庁職員さんたちの利用で込み合いますが、他の時間は比較的空いています。簡単なお食事ができますし、カフェメニューもあります。

制作中

月ごとに変わるお店のウェルカムボートを描いているのは私の友人とその息子さんです。毎月2時間くらいかけて仕上げていくそう。 実際に描いているところを見せてもらいました。チョークアートは濡れタオルであっけなく消えてしまうはかなさなのに、彼女の指先から新しく生まれてくる絵の世界の豊かさには目を奪われます。

下絵を見ながらチョークで描いていきます。登場するのは「ポッケちゃん」、彼女のオリジナルキャラクターです。

濃い色は出すのが難しいので薄い色との対比で色の濃さが出るように描くそうです。チョークを削った粉を指先に付けて濃淡をつけながら塗り広げていったり、指先でぼかしてひとつの色から様々な色合いを出していったりします。 描いている菜の花が色を重ねると立体的に見えてくる不思議。絵心が全くない私からしたら魔法みたい。

もうすぐ完成です。全体を見ながら書き加えていきます。

完成しました

毎月描き続けてもう5年くらいになります。月の中旬ころに描きかえています。

県庁周辺にお越しの際はぜひお立ち寄りください。美味しいお食事とウェルカムボードのチョークアートがお出迎えします。