<オーストラリアは若く見えたもん勝ち!?→ただし相手に年齢を聞いては絶対ダメでした…>オーストラリアに永住しました[#2]
欧米では初対面で「相手の年齢を訪ねる」ことはほとんどありません。
仮に初対面の相手に年齢を聞いたら「なんでアンタに言わなきゃいけないの?!」なんて展開になることもあります。
オーストラリアに永住して長くなった私自身、いまだに現地で出来た友達の実年齢を知らない場合も結構あるんです。
一方で、日本や韓国や中国などの東アジア圏では年齢や年代を「挨拶」のような感覚で尋ねる人も多いですよね。
特に同性間では、普通に聞かれる事も多いのですが、これは年配の方を敬う習慣の影響かもしれません。
もちろんオーストラリアでもある程度親しくなってきたら年齢を尋ねてみても大丈夫ですが、しかし初対面ではタブーな質問のひとつです。
タブーと言ってしまうとやや大げさですが、 欧米では年齢というのは「プライベートに踏み込む領域」であることを認識しておいた方がよいでしょう。
日本では「挨拶的」なこの習慣、 欧米人には「なんでそんなことをいちいち初対面で聞いてくる?」という感じで「常識のない人」という風に写ってしまうわけですね。
そんな文化的背景もあってか、オーストラリアでは仕事を応募する際の履歴書(resume)に年齢や生年月日は書かなくてもよいんです!
もちろん書かなくてよいとは言っても学歴やキャリアなどからある程度の年代は察しがついてしまいますが、法律で「非掲示でよい」ことになっています。
日本のお隣の韓国などでも、性別・年齢・写真などの履歴書不記載が一定の条件可の企業には義務化されており、これらの法律は年齢・性別・容姿などによる雇用不均等差別を防ぐために導入されているんですね。
当然、仕事の面接の際に(自分から喋らない限り)年齢の話になることはまずありません。
実際40歳でも30歳と思われて面接に受かってしまったら、それはそれで「OK!」なのです。
オーストラリアでは実年齢はあまり重用視されませんが「見かけの若さ」を判断の材料にする傾向はあるようで、ある意味若く見えたもん勝ち!
色々な意味で「young」であることを120%肯定的に受け入れる文化なので、ぜひワーホリなどでオーストラリアのお仕事を探す際は「若い気持ち」を大事にしていってくださいね!
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