カプリパンツ×サンダルで旬を狙う
昨年の夏ごろから脚光を浴びはじめたカプリパンツを見かける機会が増加中。膝下からふくらはぎ中ほどまでの丈が特徴のカプリパンツは、1950年代後半から1960年代前半にかけてブリジット・バルドーやオードリー・ヘプバーンらが着用したことで流行し、その後1990年代に復活したアイテムだ。近年では、ベラ・ハディッドをはじめとするセレブリティたちも愛用している。いかにも春夏シーズンらしいカプリパンツはサンダルを合わせたいところ。今回は、ストリートスタイルから、今取り入れたい着こなしをお届けする。
1.支持が厚いカプリパンツ×トングサンダル
クリエイティブディレクター、フィリッポ・グラツィオーリによるラストコレクションとなったミッソーニ(MISSONI)の2025年春夏コレクションでは、丈の長いノースリーブトップ、カプリパンツ、鮮やかなヒール付きトングサンダルを合わせたエネルギッシュなスタイルが目立った一方、ストリートでもカプリパンツ×トングサンダルのスタイリングを多数キャッチした。ブラックのラインナップが豊富なカプリパンツは、全身モノトーンでまとめるのが定番だが、スナップのようにヴィヴィッドなサンダルをチョイスし、トップの色を合わせてみるのもおすすめ。
2.ミニマル&モノトーンで上品に
昨年8月にカプリパンツを穿きこなすコペンハーゲン・ファッションウィークの来場者にフィーチャーした際には、カジュアルなスタイルが目立ったが、スタイリッシュなコーデも要チェック。ホワイトのクロップド丈のコンパクトなアウターや、ビスチェのようなディテールが映えるエレガントなシャツと、ブラックのスリムなカプリパンツ、そしてヒールサンダルを合わせることで洗練された仕上がりに。
3.王道の肌見せスタイル
暖かい季節にぴったりなサンダル×カプリパンツは、トップで大胆な肌見せを狙うのも◎。カプリとは、1950年代にリゾート地として人気を博したイタリアのナポリ湾にあるカプリ島に由来するので、今すぐにでも海に行けそうなスタイルはまさに王道。夏に向け、エフォートレスな着こなしを意識して。
Text: Michel Mejía Adaptation: Reona Kondo
From VOGUE.MX
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