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『ONE PIECE』人気はなかったけど…数々の“伏線”が張られた【重要エピソード】

  • 2025.4.9
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

この春にテレビアニメが再スタートする、人気マンガ『ONE PIECE』。
『ONE PIECE』といえば、ルフィたちが冒険する、数々の島も魅力の一つで、今までもたくさんの島が登場しましたが、その中に、今後の物語を揺るがす程の伏線が貼られた島があるのをご存知でしたか?
そして今回は、「人気はなかったけど、数々の“伏線”が貼られた、重要エピソードが隠された島」をご紹介します!

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

ローグタウン

ローグタウンは、裏切り者だと思われる「ナミ」を「アーロン」の魔の手から解放し、やっと麦わらの一味「初期のメンバー5人」が揃い、“偉大なる航路”(グランドライン)へ向かう為に、最後に訪れた島です。

ローグタウンは当時、凄まじく強かったボス「アーロン」との戦いが終わり、読者としてもひと息つき、『ONE PIECE』の人気もひと息ついた頃に、麦わらの一味が到達した島でもあります。

けれどその島はなんと、一巻第一話の1P目に描かれていた、ルフィが目指す海賊王「ゴールド・ロジャー」が処刑された島だったのです。ロジャーの「この世の全てをそこに置いてきた」というセリフの、そことは「底」の事、つまりローグタウンの底の海底の事を、ロジャーは一巻の一番最初に教えてくれていたと言われていて、ルフィが追い求める『ONE PIECE』(ひとつなぎの大秘宝)が、ローグタウンの「島の底」にあるかもしれないのです。

そんなこれからの「物語の鍵」を握りそうな「ローグタウン」ですが、さらにルフィはスモーカーに捕まりそうなところを、父である革命軍「ドラゴン」に救われ、ルフィは海軍に捕まる事なく“偉大なる航路”(グランドライン)へ出航できました。

『ONE PIECE』(ひとつなぎの大秘宝)の在処、そしてルフィの父親との再会と、物語の重要な伏線が描かれた島、それが実はローグタウンだったのです。

空島編

次は空島(スカイピア)です。本当に長い戦いアラバスタ編が終わり、 やっと空島に行った麦わらの一味ですが、倒さなければならない神官が4人も登場し、さらにエネルも控えていて、これからどれだけ長い戦いが始まるんだ?と思っていたら、『ONE PIECE』史上最長「空島過去回想編」に突入し、人気がひと息ついた島、それが空島でした。

しかし実はこの「空島過去回想編」こそが、今後の『ONE PIECE』の展開を表していると言われています。

始めは争っていた「モンブラン・クリケット」と「カルガラ」この2人の関係こそ、「空白の100年」での「イム様」と「ジョイボーイ」の関係と言われています。

「モンブラン・クリケット」が「ジョイボーイ」、そして偶然「空島」に突き上げられてしまい、二度とモンブラン・クリケットに会う事が出来なかったカルガラが、レッドラインの上にそびえ立つ、簡単には行けない「聖地マリージョア」に住む、イム様と言われています。

2人は運命や偶然によって引き裂かれ、不運な運命を辿ってしまいました。『ONE PIECE』ではこのように、たびたび変える事の出来ない運命に引き裂かれた悲しい物語も描かれています。

つまりこの空島の過去回想こそが、『ONE PIECE』のこれから明かされる、世界の運命に関わる重要なエピソードの、オマージュの可能性があるのです。

まとめ

今回は、「人気はなかったけど、数々の“伏線”が貼られた、重要エピソードが隠された島」をご紹介しました!

他にも数々の重要な島が描かれていて、アラバスタ、ワノ国、ゴッドバレー、スリラーバークなども、見返してみると新たな発見があり面白いかもしれません。

みなさんはどの島が一番好きでしたか?今後も登場するであろう、新たな島を楽しみに待ちましょう。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
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