母親が目の前で土下座…華やかさの裏に“胸をえぐる”過去を持つ『伝説の元トップアイドル』とは？【極貧のなか大成した俳優】

2025.4.3

今や大物俳優として大活躍している俳優の中には、実は若い頃にとても貧乏だった方も少なくありません。今回は、そんな“極貧だった”けど、主役級に大成した俳優5名をセレクトしました。

本記事では第3弾として、東山紀之さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

1979年に芸能界デビュー！東山紀之の経歴は？

デビュー：1979年
代表作：ドラマ『必殺仕事人』

経歴

東山紀之さんは1979年にSTARTO ENTERTAINMENT（旧：ジャニーズ）に入所しました。1982年に錦織一清さん、植草克秀さんらと「少年隊」を結成し、歌手デビューを果たします。

少年隊として活躍するかたわら、個人としても俳優業を中心にさまざまな作品に出演。2023年に事務所を引退すると、同年12月29日に放送のスペシャルドラマ『必殺仕事人』の出演を最後に芸能界を引退しました。

東山紀之の代表作！ドラマ『必殺仕事人』の魅力とは…？

東山紀之さんの代表作は2007年7月7日に放送されたスペシャルドラマ『必殺仕事人』を皮切りに、10年以上にわたる長期シリーズとなったドラマ『必殺仕事人』シリーズ。恨みを抱えた人に代わって恨みを晴らす、闇稼業を行う主人公を描いた作品で、東山さんは、主人公・渡辺小五郎を演じました。

本作の魅力は、なんといっても東山さん演じる小五郎の男前すぎるルックスです。ちょんまげ姿が似合う端正な顔立ちに、渋みのある声に惹きつけられます。加えて、作中で繰り広げられる東山さんの迫力ある殺陣も見逃せません。

しかしながら、2023年12月29日放送のスペシャルドラマ『必殺仕事人』にて、東山さんの『必殺仕事人』シリーズは幕を閉じました。ドラマの終了に対し、ファンからは「東山さんの必殺仕事人が恋しくなるな…復帰してほしい」「東山さんの必殺仕事人めちゃ好きやった」など、惜しむ声がたくさん寄せられていました。

土下座する母の姿がトラウマに…？

そんなドラマ『必殺仕事人』で話題になった東山紀之さんですが、実は、子どもの頃は経済的に大変苦労をされていたようです。

3歳の頃に両親が離婚し、母と妹の3人暮らしをしていた東山さん。食堂の残り物を食べて空腹をやり過ごしたり、学校のプールでこっそり体を洗っていたりするなど、貧乏な幼少期を過ごしていたそう。とあるテレビ番組で東山さんは、家に来た借金取りに母が土下座していた光景が目に焼き付いていると語りました。

そんな極貧時代を乗り越えた東山さんは、アイドル・タレント・俳優などマルチに活躍。そして、多くのファンに惜しまれながらも2023年に芸能界を引退しました。東山さんが出演していた名作たちは、今なおファンの心の中に残り続けているのではないでしょうか。

ライター：天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。