今や大物俳優として大活躍している俳優の中には、実は若い頃にとても貧乏だった方も少なくありません。今回は、そんな“極貧だった”けど、主役級に大成した俳優5名をセレクトしました。
本記事では第一弾として、堺雅人さんをご紹介します。
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
1992年に俳優デビュー!堺雅人の経歴は?
- デビュー:1992年
- 代表作:ドラマ『半沢直樹』
経歴
堺雅人さんは早稲田大学第一文学部に中退後、1992年に早稲田大学の演劇研究会を母体にした劇団「東京オレンジ」の発起人の1人として俳優デビュー。その後、芸能プロダクション会社「田辺エージェンシー」に所属し、メディアへの露出が多くなっていきます。
2000年10月〜2001年1月まで放送された連続テレビ小説『オードリー』で人気を高めた堺さんは、2004年の大河ドラマ『新選組!』での出演をきっかけに一躍有名になりました。その後も、ドラマ『リーガル・ハイ』や映画『ゴールデンスランバー』などのヒット作品に出演。2013年には、記録的な大ヒットとなったドラマ『半沢直樹』で主演を務め、大物俳優としての地位を確立しました。
堺雅人の代表作!ドラマ『半沢直樹』の魅力とは…?
演技派俳優として広く認知されていた堺雅人さんの名をさらに広く世に知らしめた作品が、 2013年7月7日〜9月22日にかけて放送されたドラマ『半沢直樹』。銀行マンの主人公が、銀行内にはびこる不正を暴いていくストーリーです。
本作は斬新な演出やストーリーが話題を集め、平均放送視聴率29.0%、最終回の最高視聴率42.2%を記録するなどの偉業を成し遂げた大ヒット作です。恋愛シーンや注目の若手女優の起用はほとんどなく、展開の読めないドロドロの人間ドラマだけで勝負する斬新な構成が魅力。
そんな本作で堺さんは主人公・半沢直樹を演じ、作中に登場するセリフ「やられたらやり返す、倍返しだ!!」は2013年の新語・流行語大賞を受賞しました。まだドラマ『半沢直樹』を観たことがない方、また本記事を読んでドラマ『半沢直樹』に興味を持っていただけた方は、ぜひチェックしてみてください!
タンポポで空腹を満たしていた…?!堺雅人の今後の活躍も要チェック!
高い演技力で数々の映画賞やドラマ賞を総ナメにしている堺雅人さん。そんな堺さんですが、俳優として大成する前はかなり苦労をされていたようです。学生時代は国立大学の受験に失敗し、泣く泣く早稲田大学に進学したのだとか。その後、本格的に俳優の活動を始めるために大学を中退すると、奨学金の返済に追われて貧乏生活が始まったそうです。
一時期はあまりのお金のなさに、「その辺に生えているタンポポとかも食べました」と道端のタンポポを摘んでおひたしにして飢えを凌いでいたことを明かしました。そんな極貧時代の苦労を乗り越え、大物俳優となった堺雅人さんの今後の活躍に期待が高まります!
ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
※記事は執筆時点の情報です。