作品の面白さを引き上げる重要な要素として、出演者がどれだけ役作りに徹しているかが挙げられます。中には、視聴者が驚愕するような役作りを行う俳優も少なくありません。今回は、そんな“役作りのエピソードが衝撃”な俳優5名をセレクトしました。
本記事では、その中から綾野剛さんをご紹介します。
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
どれだけ人を信じられますか…？綾野剛の“衝撃的な役作り”エピソードが話題に！
- 作品名：映画『怒り』
- 公開日：2016年9月17日
あらすじ
吉田修一の同名小説を原作に、監督・脚本・李相日で実写映画化。
夏の暑い日、東京都・八王子で夫婦が殺される事件が発生。犯人は殺人現場に血で書いた「怒」という文字を残し、その場から逃走します。顔を整形した犯人は警察の捜査から逃げ続け、捜査は難航していました。
それから1年後、千葉県・沖縄県・東京都の3か所で経歴不詳の男・田代哲也（松山ケンイチ）、田中信吾（森山未來）、大西直人（綾野剛）が現れます。千葉県では、槙洋平（渡辺謙）・愛子（宮崎あおい）が田代と、沖縄県では小宮山泉（広瀬すず）が田中と、東京都では藤田優馬（妻夫木聡）が大西と出会い、人生が大きく変わっていきます。
しかし、経歴不詳の3人は、1年前に起きた夫婦殺人事件の犯人の指名手配写真と顔がそっくりだったのでした―。
まさかの同居生活…？！綾野剛の“衝撃的な役作り”エピソードとは…？
映画『怒り』で妻夫木さん演じる藤田と同性カップルとなる大西役を演じた綾野さん。綾野さんは妻夫木さんとの関係を深めるために、撮影中の2週間を同じ屋根の下で暮らしていたそうです。
プライベートでは綾野さんも妻夫木さんも同性愛者ではないですが、作中では同性愛者としての表現力を磨くために、お互いを役名で呼び合いながら同居生活していたそうです。
綾野さんはインタビューにおいて、妻夫木さんとの共同生活は幸せだったと語っています。撮影の関係で会えない日が続いた後、久々に再会したときはお互いに何とも言えない感情が沸き上がっていたそうです。
衝撃の濃厚シーンも…綾野剛の今後の活躍も要チェック！
同居生活を通じて、作中では妻夫木さんと共に圧巻の演技を魅せた綾野剛さん。2人は濃厚シーンも披露しており、視聴者に大きなインパクトを与えました。
『怒り』 妻夫木聡と綾野剛との濃厚なラブシーン。孤独な魂が激しく引き合う。美しく官能的な絡みは見事。二人の役者魂に感服。作品も見どころ満載。
映画「怒り」を見て 妻夫木くんと綾野剛のラブシーンに萌えすぎて巻戻し機能を使いまくった
怒り 観ました。なんでだか最後泣いてしまいました 1番良かったシーンは妻夫木くんと綾野剛のラブシーンです（すごくセクシーでした）
そんな役作りがハンパない綾野剛さんの次作品は…？綾野さんの今後の活躍も要チェックです！
ライター：天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
※記事は執筆時点の情報です。