「社会人として常識考えろ！」千原ジュニアが約20年越しに言及…ほんこんが過去に激怒した【現在の大物俳優】とは？

芸人同士の信頼関係や上下関係は、時に厳しさもともないます。2023年12月10日、千原ジュニアさんの公式YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』で公開された動画の中で、そんな芸人世界の“ある種の洗礼”ともいえるエピソードが明かされ、大きな注目を集めました。

ゲストとして登場したのは、お笑い界の兄貴分的存在でもあるほんこんさん。ジュニアさんが20年以上前の出来事を振り返るなかで語ったのは、ほんこんさんが“とある若手”に激怒したというエピソード。その時はまだテレビに出始めたばかりだったその人物は、今や日本を代表する大物俳優へと成長していたのです。

果たして、ほんこんさんに「社会人として常識を考えろ！」と叱られたその俳優とは、一体誰だったのでしょうか？

千原ジュニアが約20年越しに言及…ほんこんが過去に激怒した相手がのちの大物俳優だった！

さてここでクイズです！

ほんこんさんが過去に激怒した大物俳優とは？

ヒント…

①当時はまだテレビに少し出ていた程度の存在

②代表作に『ジョゼと虎と魚たち』を持つ俳優

「お前ら芸人である前に社会人として常識考えろ！」

答えは…妻夫木聡さん！

千原ジュニアさんが回想したのは、2001年に自身がバイク事故で重傷を負い、入院していたときのエピソードです。病室で言葉も発せない状態だったジュニアさんを見舞いに来た6人のうちの1人が、当時まだ駆け出しだった妻夫木聡さんでした。

お見舞いに来たメンバーたちは、ジュニアさんを励まそうと、やや大きな声で会話をしていたそうですが、そこに登場したのがほんこんさん。病院という場をわきまえない振る舞いに、「お前ら芸人である前に社会人として常識考えろ！」と厳しく一喝。その場にいた6人はひたすら謝るしかなかったといいます。

「そこはやっぱり俺は謝れへんわ。」

ところが、実はそのなかで最も静かにしていたのが妻夫木さん。ジュニアさんも筆談で「この人は騒いでない」と伝えようとしたものの、混乱のなかで伝えきれず断念。結果、何も悪くない妻夫木さんまで一緒に怒られてしまうという、少し切ない展開に。

この事実をジュニアさんが20年以上経ってからYouTubeで初告白すると、ほんこんさんは目を丸くして「え？そうなん？」と驚きを隠せない様子。しかし、すぐに笑いながら「そこはやっぱり俺は謝れへんわ。売れんのやったら言うとってくれや！」と“芸人の矜持”をにじませる一言でオチをつけていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

今回のエピソードは、厳しさのなかにも温かさがある芸人の人間関係、そして20年以上を経てようやく明かされた“小さな誤解”が、今となっては笑い話になるという懐の深さを物語っています。

何より、まだ駆け出しだった頃の妻夫木聡さんが、そんな場面にいたこと自体も驚き。どんな出来事も“ネタ”に変える芸人たちの強さと、のちの大物俳優との意外な接点に、多くの視聴者がクスっとさせられたことでしょう。