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「自宅に備蓄があれば安心」は間違い?!→『防災対策』の落とし穴 … 意外と知られていない“隠れた災害リスク”とは?

  • 2025.3.12
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

災害時の備蓄といえば、「とにかく多くの物資を確保すること」と考える人が多いかもしれません。しかし、実は備蓄品を1カ所にまとめてしまうと、災害時に取り出せなくなるリスクがあります。そこで注目されているのが「分散備蓄」です。家の中の複数の場所に備蓄を分けたり、外部のトランクルームを活用することで、より安全に必要な物資を確保できます。この記事では、分散備蓄のメリットや誤解されがちなポイント、安全対策としての重要性について詳しく解説します。

備蓄を1カ所にまとめるのは危険?!災害時に役立つ“分散備蓄”とは?

分散備蓄とは、非常時の備蓄品を1カ所に集中させず、家の中の複数の場所や外部の「トランクルーム」などに分けて保管することを指します。

災害時には家が損壊したり、特定の部屋に入れなくなったりすることも考えられます。そのため、リビングや寝室、玄関、物置などに小分けにしておくと、どの状況でも必要な物資を確保しやすくなります。

また、トランクルームを活用すれば、万が一家が被災しても物資を安全に取り出せる可能性が高まります。

「自宅に備蓄があれば安心」というのは誤解!

備蓄品を1カ所にまとめると、逆にリスクが増す可能性があります。

多くの人は、「とにかく十分な量の備蓄があれば安心」と考えがちですが、実際には1カ所にまとめていると災害時に取り出せないリスクがあります。例えば、地震で収納棚が倒れたり、水害で倉庫が浸水したりすると、せっかくの備蓄品が使えなくなります。

こうしたリスクを避けるためには、家の中でも複数の場所に分けて備蓄することが重要です。また、近隣の親戚や友人の家に一部の備蓄品を預けておくのも有効な方法です。

分散備蓄の“最大のメリット”とは?

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

災害時は、どんな状況でも最低限の物資を確保できるようにしておくことが大切。

分散備蓄の最大のメリットは、どんな状況でも最低限の物資を確保できる点にあります。例えば、大規模な地震で避難を余儀なくされた場合でも、玄関や車の中に非常食や水を備えておけば、すぐに持ち出せます。

また、災害の種類によっては家の一部が使えなくなる可能性があるため、トランクルームや親戚の家など外部にも分散しておくと、より安心です。こうした工夫をすることで、家族の安全を守り、災害時の対応力を高めることができます。

分散備蓄を活用して、安心した生活を!

分散備蓄は、災害時に物資を確実に確保するための有効な手段です。「とりあえず大量に備蓄しておけば安心」ではなく、「どのような状況でも必要な物資を取り出せるか」を考えることが重要です。今回紹介した方法を参考に、自宅の備蓄を見直してみましょう。


記事監修:株式会社ストレージ王 坂上正洋

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「顧客資産の持続的な価値向上を通じて、人々の暮らしや社会の未来を共創する」という経営理念のもと、セルフストレージ方式のトランクルームの企画・開発・運営・管理を手がける企業です。現在、東京・岡山を中心に195店舗・約11,400室以上のトランクルームを展開し、多くの方々にご利用いただいています。

トランクルームは、季節ごとの家電や衣類の入れ替え、大切なコレクションや思い出の品の保管、家族の増加に伴う住空間の調整、防災備品の収納など、さまざまな用途で活用されています。利用者からは「部屋がすっきり片付き、快適に過ごせるようになった」「荷物の整理がしやすくなった」といった高い評価の声が寄せられています。