みなさんは「献血」をしたことがありますか？なんとなく経験がある方も多いかもしれませんが、病気や怪我で輸血が必要な方々の命を救うための大切な活動です。
そこで今回は、X（旧Twitter）に投稿され大きな話題を呼んだ、＜献血にまつわるエピソード2選＞を紹介します！
1、血液センターから来た驚きの電話…
2025年2月、十六茶（@16chatora）さんが、「仕事を休んでまで献血ルームに行くことになった理由」についてX（旧Twitter）に投稿したところ、2.1万いいねが集まり（2025/03/19時点）、「まさにヒーロー」「行動が素敵」などと話題になりました。
献血ルームに行くことになった理由とは、いったい何でしょうか？
※下記の日付のリンクからX（旧Twitter）に移行します
十六茶（@16chatora）2025年2月12日
18時頃、山形県赤十字血液センターから
「16ちゃさんの白血球に適合する患者さんのために、急で申し訳ないが明日献血にきてくれないか？」と電話がありました。仕事のスケジュールを確認して明日午後休みして献血ルームに行くことにしました。
15日の手術に使うらしい。こんなこと初めてです
赤十字血液センターから直接連絡がくることに驚きましたが、それは投稿者さんの血液がどうしても必要だったからなんですね。
この時の状況について詳しいお話を伺ったところ、「『十六茶さんの白血球に適合する患者さんのために明日献血に来られないか？』と言われて、最初仕事があるからと断ったのですが、『朝イチでも夕方でも結構ですので』と切羽詰まった感が伝わってきたので、一旦電話を切り仕事の内容を調整して翌日午後休みとしてから献血ルームに『行けます』と電話をしました」とのこと。
なんと投稿者さんは「会社に提出する報告書の趣味特技の欄に『献血』と書くくらい頻繁に献血しています。今回の献血で142回となりました。献血をすると血液のデータ（γGTPやコレステロール等）を教えてもらえるため、自分の健康確認とリラックスするために月に1回ペースで成分献血をしています」とのことです。
今回のエピソードで献血に興味を持たれた方は、ぜひお近くの献血センターを探してみてください。
2、献血ルームの自動販売機に書かれた“まさかの文字”とは
2025年1月、我他彼此（がたぴし）（@IzR35p）さんが、「献血ルームの自販機にあった“珍しい表示”」についてX（旧Twitter）に投稿したところ、8.8万いいねが集まり（2025/03/19時点）、「これはありがたい」「素晴らしい選択肢」と話題になりました。
いったいどのような自販機が置かれていたのでしょうか。
我他彼此（がたぴし）（@IzR35p）2025年1月17日
献血に来てます
「あったか〜い」「つめた〜い」に次ぐ第三の勢力
「ぬる〜い」
「ぬる～い」飲み物…！？
自販機では「あたたかい」「つめたい」の表示はよく見かけますが、「ぬる～い」の表示は見たことのない方もいるでしょう。投稿者さんは、「ぬる～い」スポーツドリンクを選んでみたそうですよ。
飲んでみました
ふーふーしなくても飲める温かさでした
本来冷たいはずのスポーツドリンクが常温ですらないのはびっくりですが、これは冷たいものを飲んで血管を収縮させないため。
溜まったポイントでクレラップもいただいたのですが、かわいいな、けんけつちゃん
こちらは、東京都有楽町献血ルームに置かれている自販機。献血前には、冷たい飲み物ではなく温かい飲み物を飲むように勧められます。
投稿に寄せられたコメントでも、献血ルームで「ぬる～い」飲み物を飲んだことのある方は多いようです。どこの献血ルームにあるわけではないようですが、献血に行った際は試してみるのもいいかもしれませんね。
命を繋ぐ大切な活動
今回は、「仕事を休んでまで献血ルームに行くことになった理由」、「献血ルームの自販機にあった“珍しい表示”」といった＜献血にまつわるエピソード2選＞を紹介しました。
病気やケガなどで輸血を必要としている方のための活動である「献血」。経験がある方もいれば、「痛そう」というイメージで、なかなか挑戦できない方も少なくないですよね。
しかし、輸血を必要とする誰かの命をつなぐ大切な取り組みです。誰かのためになる活動を、少しでも続けていけたらと改めて考えさせられる投稿でしたね！
取材協力：十六茶（@16chatora）さん、我他彼此（がたぴし）（@IzR35p）さん
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