お正月を楽しむ絵本3選。新しい年の準備はいかが？

親子で絵本を開く時間に、季節の彩りをプラスしてみませんか。今の絵本選びにちょうどぴったりの、おすすめ作品を集めた本誌の人気コーナー「季節の絵本ノート」から、3冊の絵本をご紹介します。

3歳〜
『十二支のはじまり』
岩崎京子／文二俣英五郎／画
教育画劇 1430円

ねずみが最初でいのししが最後なのはなぜ？さる、とり、いぬの順番の理由は？どうしてねこがいないの？なるほど納得の十二支話。

4歳〜
『かさじぞう』
瀬田貞二／再話赤羽末吉／画
福音館書店 1100円

大みそかの雪の中、じいさんは売れなかったかさを地蔵さまにかぶせてあげました。懐かしい味わいの言葉と絵で読む、定番の日本昔話。

3歳〜
『てのひらむかしばなし
こぞうのはつゆめ』
長谷川摂子／文長谷川義史／絵
岩波書店 836円

おしょうさんに初夢を話さなかったばかりに、こぞうは川に流されて、着いたところは鬼ヶ島。鬼の宝物を手に、今度は長者のお屋敷へ。

編集協力／原陽子（司書・JPIC読書アドバイザー）（kodomoe2019年12月号掲載）