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「マジでクオリティ半端ない」作画に称賛の声続出 話題のアニメがSNSで見せる“制作の裏側”

  • 2025.5.12
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(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会

青山剛昌による漫画を原作としたTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』。第3話では、風神剣の力を手に入れた鬼丸猛(おにまるたけし)が、鉄 刃(くろがね やいば)に襲いかかる。学校にて繰り広げられた刃と鬼丸の激しい攻防は迫力満点の作画によって描かれ、SNSでも話題を呼んだ。

学校がめちゃくちゃに……容赦なく襲いかかる鬼丸

風神剣の力を手に入れたことで頭に角が生え、鬼のような姿になってしまった鬼丸は、学校にいる刃に勝負を挑む。受けて立つ刃だが、鬼丸が抜いたのは竹刀ではなく、本物の剣である真剣だった。近くにあった鉄パイプで応戦する刃は、目をつむり心眼を使う。修行の成果もあり、鬼丸の気配がわかるようになっていた。

すると、鬼丸は風神剣を構え、刃に向けて巨大な風を放った。ふっとばされ、壁に叩きつけられる刃。「風を斬るしかない!」構える刃にとどめを刺そうとする鬼丸だが、仲間であるハゲタカの庄之助が間一髪のところで刃を助け、なんとか逃げることに成功したのだった。

鬼丸との勝負に負けた刃は、自分の弱さに打ちのめされ、涙を流すほど落ち込む。そんななか、刃の父・鉄剣十郎から風神剣と対になる魔剣である雷神剣が天狗岳にあるという話を聞く。峰さやかを見てニンマリする刃は、翌朝さっそくさやかをなかば強制的に連れて天狗岳に向かった。

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(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会

天狗岳で出会ったのは、宮本武蔵という名前の二刀流で有名な老人だった。そして、刃とさやかは地面に刺さっている雷神剣を見つける。さやかが雷神剣を抜こうとすると、落雷が起きて丸焦げになってしまった。しかし、刃は雷神剣をあっさりと引き抜いてしまう。その姿を見て、宮本は刃を天下無双の侍にすると決意。

雷神を呼び起こす刃だが、制御できず雷を身にまとい暴走してしまう。すると、宮本が木の枝で刃を気絶させた。たった木の枝1本で暴走した刃を止めた宮本は、老人とはいえやはりただものではなさそうだ。目覚めた刃は、雷神に打ち勝ち鬼丸にも勝つことを宣言するのだった。

第3話についてSNSでは「ずっと凄すぎる!」「めっちゃおもろなってきた」「すっごい迫力」「マジでめちゃくちゃ良いな」「熱い展開になってきたな」との声があがった。

アクションシーンと相性抜群!大迫力の“作画”

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(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会

『真・侍伝 YAIBA』において大きな見どころとなっている作画。第3話でも、学校で繰り広げられた刃と鬼丸の勝負を迫力満点に描いて見せた。鬼丸が繰り出した風をぶつけるとどめの攻撃は、学校をめちゃくちゃに大破させてしまうほどの威力があり、圧巻の作画といくつかの視点によって校舎やガラスが粉々になる様子を描いた。

第3話で描かれた作画についてSNSでは「嬉しい誤算」「劇場版クオリティだ」「毎話マジで作画クオリティ半端ない」と驚きと喜びの声があがった。

アクションシーンが多い『真・侍伝 YAIBA』は、作画によって大きくクオリティが左右される作品のように思う。そして、現代版としてアップデートされた本作の作画のよさは、激しいアクションとの相性が抜群だ。ダイナミックな大技や一瞬の止めのカットが、アクション全体の見ごたえに繋がっているのだ。

また、X(旧Twitter)のアニメ公式アカウントでは、「#YAIBAの現場」というハッシュタグつきで線撮と本編完成映像があわせて公開されている。線撮とは、作画が完成する前の色がついていない素材のこと。完成前のレアな映像が観られるため、公式アカウントのポストにも注目するとより本作を楽しめるだろう。

風神剣の力を手に入れた鬼丸に続き、刃も雷神剣を抜いた第3話。鬼のような姿になりダークサイドに堕ちてしまった鬼丸の一方で、刃は雷神の巨大な力を操れるのだろうか。今後さらに激しさを増しそうなアクションシーンの作画にも期待が高まる。


真・侍伝 YAIBA
ABEMAにて毎週土曜22:30より最新話を無料放送
[番組URL]https://abema.tv/video/title/2-29
【(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会】

ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari