子どもに無関心な夫「どうしてこの人はわからないんだろうか」妻が抱いた“届かぬ想い” とは

イラストレーターの古野崎ちち子（シングル母さんちち子が行く！）さん。日々の出来事や、自身の離婚のこと、両親の介護の話など、様々なエピソードを漫画にし、ブログで発信しています。

元夫のヒロシさんと一緒に暮らしていた頃、こんなことがあり…？

お子さんたちの運動会があった日、ヒロシさんは運動会の参加をドタキャンしたのだそうです。運動会から帰ってくると、ヒロシさんは花の世話をしていました。ただいまと言っても無視し、お子さんたちが「私たちの赤組が負けちゃったんだよー」と話しても答えません。

無言で花に水をやり続けるヒロシさんに、次女・のンちゃんが「父さん！裸でベランダ出るのはやめて！ぷにゅぷにゅした体でみっともないよー」と声をかけると、ぎろっとのンちゃんを睨み付けるのでした。

そんなやりとりを目にしながら、「今あなたがいちばんに育てるべきものは草花ではなく自分の子どもでしょ」と怒りを覚えたちち子さん。「どうしてこの人はいちばん大切なことがわからないんだろうか」と、その無言の後ろ姿を見つめるのでした。

現在はシングルマザーとなっているちち子さんですが、どんな思いでこの出来事を振り返っていたのでしょうか。悲しみや怒りの中でも、お子さんたちが楽しそうにはしゃいでいる姿がちち子さんを支えてくれていたのだろうなという気持ちにさせられます。