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“原作改変”がまさかの大好評…トレンド入りで視聴者からも反響の声続出「視聴意欲めっちゃ湧いた」

  • 2025.4.1
(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

つるまいかだによる漫画を原作としたTVアニメ『メダリスト』。第11話では、さらなる成長を目指す結束いのりたちの夏合宿がスタートした。また、第12話にて登場した「見なよ……オレの司を……」といういのりのセリフがX(旧Twitter)のトレンドに入るほど話題を呼び、明浦路司(あけうらじつかさ)の人気の高さがうかがえた。

「自分の筋肉育てるほうが向いてる」理凰の煽りに走り出す司

福井県を舞台に、いのり、三家田涼佳(みけたりょうか)、鴗鳥理凰(そにどりりおう)は夏合宿をスタートさせた。ケンカしたいのりと理凰は、お互いに火花を散らしている。ただ、技を習得するためにやる気満々のいのりに対し、理凰は合宿で達成したい目標を書かなかった。

練習に励みつつ、合宿生活を楽しむいのりたち。夜、大浴場に司が入ると、理凰の姿があった。実力に疑問を持っている理凰に「先生のシングルのバッジテストは何級なんですか?」と聞かれる司。すると、彼は「初級だよ」と答え、すでにいのりにも伝えてあることを話した。

今まで司がバッジテストの何級なのか触れられていなかったため、初級という言葉に驚いたのは理凰だけではないだろう。いのりに伝えてあることも初めて明かされた。いのりは、司が初級であることを知ったうえで全日本ノービス女子シングルの金メダリスト・狼嵜光(かみさきひかる)に勝とうとしているのだ。無謀とも言えるが、司に対するいのりの大きな信頼の表れでもある。

(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

去り際に、司のムキムキな体を見て「先生は選手より自分の筋肉育てるほうが向いてると思いますよ」と鋭い煽りを投げかける理凰。司はその言葉にショックを受けるとともに、コーチとの出会いが遅かった自分のフィギュアスケート人生を後悔しかける。しかし、司は大浴場をあとにし、夜道を全力で走り出した。そして、理凰がトリプルダブルのコンビネーションを跳べるようにすると誓ったのだった。

一瞬落ち込んだものの外に駆けだし、理凰をサポートする決意を新たにする司は、まさに熱血。まっすぐでめげない性格が、選手を応援している司をさらに応援したくなる理由なのではないだろうか。

トレンド入り!“彼氏面”するいのりの「見なよ……オレの司を……」

(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

つづく第12話では、司が理凰の代わりに滑走する展開に。滑る直前、いのりは自慢げに「見なよ……オレの司を……」と理凰に声をかける。彼氏面するいのりだが、誇らしい気持ちがよくわかるほど司の演技は繊細で美しかった。

放送後、X(旧Twitter)のトレンドに入った「オレの司」。実は、原作ではこのセリフはふきだしの外にあり、いのりは別のセリフを話している。セリフを取り替えただけだが、この“改変”がぐっときいている。

YouTubeにて、『メダリスト』の公式チャンネルは司の代演滑走シーンの動画を公開。さらにXで「見なよ……オレの司を……」といういのりのセリフを投稿すると、7万いいねを突破する反響が巻き起こった。SNSでは「これだけで視聴意欲めっちゃ湧いた」「番宣にもなる魔法の言葉」「公式公認のお墨付きいただきました」「トレンドに入って笑った」「まさかトレンド」との声が。

第12話についてSNSでは「司先生泣きすぎてて毎度もらい泣きしてる」「本当に心揺さぶられるし、映像が美しい」「ロスになっちゃう」「第2期期待してます!」「やだ終わらないで」との声があがった。『メダリスト』は第2期の制作が決定し、情報が解禁されたときの記念映像には新たなライバルたちの姿が映し出された。続編も楽しみに待とう。

メダリスト
ABEMAにて毎週木曜26時より無料放送
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
[番組URL]https://abema.tv/video/title/25-279
【(C)つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会】


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari