1. トップ
  2. 恋愛
  3. 誕生日に考えた「したい事」 怒涛の子育てを経てたどり着いた境地【めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々 第394話】

誕生日に考えた「したい事」 怒涛の子育てを経てたどり着いた境地【めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々 第394話】

  • 2024.8.8

先日、41歳の誕生日を迎えたんですが、主婦にとって、自分の誕生日などただの平日以外の何物でもなく…。

誕生日=パーティーだと思っている三男&末っ子が期待感満載でうったえてきたのですが、自分の誕生日のために自分でパーティー準備をするなど絶対に嫌だったので、スルーっと華麗にスルーしました(笑)

(来月、長女の誕生日があるので、パーティー欲はその時に満たしてあげるつもりです)

さて、そんな特別感も何もない自分の誕生日に、【自分が今、一番したい事】を考えてみたのですが…

まだ若かった頃はそれなりに【したい事】がありました。

ですが、子育てに追われていて、そう簡単に実現できない現実…。

多分、当時の夫に時間が欲しいとお願いしたら、快くOKしてくれたと思います。

でも、私は私の意思でお願いしなかった。

あくまで私の場合ですが、わざわざ子どもを預けてまで【絶対にしたい事】かと言われたら、そうでもなかった…。

そうでもないのに、欲だけはある。

叶わない現実に、多少のストレスも感じる。

自分で自分がよく分からないまま思考を突き詰めていった結果。

じゃあいっそ、願わなければいいんじゃね? という結論に達し、新型ウイルス襲来で外出を控え始めたことも合わさって気が付けば、【したい事】がどんどん無くなっていきました。

昨年まであった、唯一の【したい事】。

【遠くのカフェへ行ってひとり時間満喫】というのも、なぜか無くなってしまいました。

これ、あくまでも私の場合なんですが、【欲】というのは、有りすぎると叶わなかった時にストレスを感じることになります。

でも、その【欲】があるからこそ、叶わせるために努力したり頑張ったりして生活にハリが出たり…と、良い面もある。

なので逆に、無さすぎると、それはそれで頑張る目標を見失って、ただただ何も考えず、毎日を淡々とこなすだけになってしまい…

悪い意味で無欲と書きましたが、【ただただ何も考えず、毎日を淡々とこなすことができる】と言うのは、とてもとても幸せな事だと思います。

自分が今、身を置いている環境はとても贅沢で、とても有難い環境だと。

なのに、これ以上何を望むことがあるのだろうか…。

自分の誕生日に、【自分がしたい事】を考えた結果、ただただ、今の環境に感謝して、それ以上の感情が湧いてきませんでした(笑)

もしもあえて、ひとつしたい事を挙げるとしたら、【何もしたくない】。

どうしても行きたい場所も、どうしても欲しいものも特にないので、もし叶えられるなら【何もしたくない】。

でも何もしなかったらしなかったで、色々不安になってきそうなので、自分のめんどくさ過ぎる性格と向き合いつつ、今の環境に心から感謝しつつ、今後も自分のやるべきことを淡々とこなしていこうと思います。

(ホリカン)

元記事で読む
の記事をもっとみる