海外の食堂でタバコをせがんでくる現地男性を怪しんでいるも...後に“命の恩人”となったワケ

甚平＆忍ハチマキ姿で海外を旅し、体験した実録をSNSやブログで発信している、五箇野人（五箇野人の海外旅日記）さん。

今回は創作作品のご紹介。

海外で1人旅をしていた青年は、たまたま食堂で出会ったおじさんに「ここに入ったらカモられるぞ」と忠告されます…。青年が帰り道に遭った悲劇とは！？

海外でカモられた上に遭った事件の結末

おじさんからの忠告を心に留めて、青年は1人で市街地に帰ろうとします。しばらく歩いていると、暖かそうな現地の少年たちがやって来て、一緒に遊んで仲良くなったと思いきや…。なんと急に首を抑えられ、周りから人がどんどん押し寄せて来たのでした。最初から青年のことを見張っていた仲間たちに、あっという間に囲まれてしまったのです。

意識が遠のいていく中、「爆発するぞ！」と言いながらこちらに向かってくる車が…。青年を襲った仲間たちは焦って逃げていってしまいました。車を運転していた人の正体は、なんと食堂で青年を心配してくれていたあのおじさん。青年が無事に帰れるか、こっそりと見守ってくれていたのでした。

現地のおじさん曰く、急に首を閉められて囲まれる手口はよくあるそうで、襲った人たちも、生きる術が少なくて必死なのだそう。青年は運良くおじさんに助けてもらえて、本当によかったですね。

1人で海外に行くと、現地での常識というものがわからず、思わぬ目に遭ってしまう恐れがありますよね。安全に旅をするためには、ガイドブックやインターネットの情報だけを見るのではなく、現地の人に話を聞くことも効果的なのではないでしょうか。ところで、青年を救ったおじさんの車が、いつか本当に壊れてしまいそうで心配です…。

ブログ：五箇野人（五箇野人の海外旅日記）
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