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歯ぐきもケアしてますか?いい歯の日に見直したい習慣をメーカー代表が解説

  • 2026.11.5

鏡を見たときの歯の黄ばみや口臭は気になりつつも、毎日のオーラルケアで意外と見落としがちなのが「歯ぐき」のケアです。
「歯を磨いたら少し血が出たけれど、力を入れすぎただけかな?」とそのままにしていませんか?
11月8日の「いい歯の日」を前に、オーラルケアメーカー日本トロマツ株式会社代表取締役の金原巧治さんが、歯の白さだけでなく歯ぐきまで含めた「口元のキレイ」を保つためのポイントを解説します。
本記事では、歯ぐきからの出血に隠れたサインをはじめ、「毎日磨く」と「きちんと磨けている」の違い、そして最新のバイオカレント(微細電流)技術を活用した新しいケアの選択肢まで詳しくご紹介します。

この記事のポイント:
・歯ぐきからの出血は要注意:歯磨き時の出血は歯肉に炎症が起きているサインの可能性があり、自己判断せず歯科医院での確認が大切。
・「毎日磨く」と「きちんと磨けている」は違う:時間や回数だけでなく、プラーク(歯垢)がしっかり除去できているかが鍵になる。
・新しいオーラルケアの選択肢:物理的にこすり落とすだけでなく、微細電流(バイオカレント)技術を利用して汚れにアプローチする最新の研究とデバイス。

11月8日は「いい歯の日」!歯磨きで血が出る「よくあること」で済ませていい?

歯磨きの際に歯ぐきから血が出る場合、単に歯ブラシを強く当てすぎたケースだけとは限りません。
日本歯周病学会によると、歯肉に炎症が起きていると、食べ物や歯ブラシ程度の刺激でも出血しやすくなります。
一度でも歯磨き時の出血に気づいた場合には、早めに歯科医院を受診することが推奨されています。
特に、「最近よく血が出る」
「歯ぐきが腫れている気がする」
「口臭が気になってきた」
という場合は、「もう少し強く磨けばいい」と自己判断せず、まず歯科医院で原因を確認することが大切です。

「毎日磨いている」と「きちんと磨けている」は違う?プラーク除去の現実

毎日歯磨きをしているのに、なぜ口腔トラブルが起きるのでしょうか。
大切なのは、磨いた時間や回数だけではなく、プラーク(歯垢)をきちんと除去できているかです。
歯垢は食後に発生する柔らかい微生物の塊で、丁寧なブラッシングで除去されます。
これをきちんと除去しないと生まれてしまうのが、歯の表面などに付着する「バイオフィルム」です。
歯垢が長時間そのまま(形成されるまで1~2日かかると考えられています)になり、細菌がネバネバとした多糖体(膜)を作り出して強固に覆い隠した状態で、台所の排水溝や風呂場のヌメリと同じような構造をしています。
バイオフィルムは、うがいだけでは十分に取り除けません。
歯ブラシやフロスなどでこすり落とすことが基本ですが、歯と歯の間など、毛先が届きにくい場所には磨き残しが生じやすくなります。
バイオフィルムを放置することは、虫歯の進行、歯周病の悪化、血管を通じて細菌や毒素が巡ることによる健康へのリスクなど、口腔内だけでなく全身への影響が懸念されています。
こうした清掃の課題に対し、ブラッシングに微細な電流の働きを組み合わせる方法が研究されています。
歯ブラシにも「新しい技術」という選択肢が登場しています。

国際学術誌でも注目!微細電流を利用した「バイオカレント歯ブラシ」とは

近年、オーラルケア用品にも新しい技術が登場して、そのひとつが、バイオカレント(微細電流)技術を利用した歯ブラシです。
従来の手用歯ブラシやソニック電動歯ブラシが主として物理的なブラッシングによってプラークを除去するのに対し、微細電流を利用した新しいアプローチについて研究が世界的に進められています。
2026年9月には、バイオカレント歯ブラシについての比較試験が、国際学術誌であるネイチャー『Scientific Reports』に掲載されました。
4週間後の歯肉の炎症状態を示すGingival Index(GI)でバイオカレント群は、研究で使用されたソニック歯ブラシ群および手用歯ブラシ群と比較して統計学的に有意に低い値を示しました。
また、歯垢指数でも、バイオカレント群は無振動無刺激にもかかわらず、歯垢除去に特化したソニック群とともに手用歯ブラシ群より良好となりました。

強い振動だけに頼らない。毎日の歯ぐきケアを選ぶ新しい選択肢

近年、歯ブラシにも、微細な電流を活用する「バイオカレント」という技術が取り入れられています。
この技術が着目しているもののひとつは、バイオフィルムの構造に電気的に働きかけ、除去を助けようというアプローチです。
微細電流を利用しながら、通常の歯磨きと同じようにブラッシングする科学的なアプローチによるオーラルケアデバイスで、モーターによる強い振動で磨く一般的な電動歯ブラシとは異なる発想で開発されています。
『振動をより強くする』以外の方法で、毎日の歯ぐきケアを考えるという新しい選択肢が電動歯ブラシの中から生まれてきたことは、オーラルケアの進化として興味深いところです。

まとめ:いい歯の日に、歯だけでなく「歯ぐき」まで含めたケアを見直そう

11月8日をきっかけに、一度自分のお口を鏡でよく見てみてください。
歯ぐきから血が出ていないか。
歯ぐきが赤く腫れていないか。
歯と歯の間まで清掃できているか。
フロスを使っているか。
定期的に歯科医院を受診しているか。
白い歯を目指すことも、もちろん口元美容のひとつ。
でも、本当にきれいな口元を長く維持するためには、歯だけでなく歯ぐきまで含めて健康に保つことが大切です。
毎日繰り返す歯磨きだからこそ、この「いい歯の日」を機会に、自分に合ったケア方法や歯ブラシをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

執筆者


金原巧治
日本トロマツ株式会社代表取締役

1977年神奈川県横浜市生まれ。
大学卒業後2000年に三井物産グループ商社へ入社。
その後、上場企業の本社経営企画部門や社長室に勤務。
2010年創業、日本トロマツ株式会社代表取締役としてヘルスケア事業展開。
取材実績:テレビ東京ワールドビジネスサテライト、雑誌『経済界』他

日本トロマツ株式会社
https://tromatz.jp/tromatz/

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