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カリフラワー入荷 年による差は冬2倍超 夏1.7倍以内

  • 2026.11.5

カリフラワーは冬(12〜2月)の各月で、入荷が多い年が少ない年の2.36〜3.63倍あり、夏(6〜8月)の1.41〜1.68倍を上回りました。東京都中央卸売市場の9市場の合計を、2009〜2025年の17年で同じ月どうし突き合わせた値です。前年同月から3割以上増減した回数も、冬の3か月は16回中6〜9回、夏の3か月は0〜1回でした。

2020年1月に入ったカリフラワーは675.3t、2011年1月は186.0tでした。同じ1月でも、年によって3.63倍の開きがあります。一方、7月は多い年でも209.4t、少ない年は148.8tで、開きは1.41倍にとどまります。
冬(12〜2月)は入荷が多いだけでなく、年ごとの量の上下も大きい。夏(6〜8月)は量が少なく、年による差も冬より小さな幅に収まっています(数字はどれも、東京都中央卸売市場の市場統計情報にある2009〜2025年の明細で、青果の9市場ぶんを月ごとに合計した量。品目名は「カリフラワー」)。

多い年は少ない年の何倍か いちばん開いた1月は3.63倍

月ごとに、17年のうち入荷がいちばん多かった年といちばん少なかった年を選び、多い年÷少ない年を出しました。
・1月:186.0〜675.3t(3.63倍)
・2月:229.2〜540.3t(2.36倍)
・3月:215.1〜526.4t(2.45倍)
・4月:213.5〜352.3t(1.65倍)
・5月:237.0〜369.8t(1.56倍)
・6月:162.9〜269.4t(1.65倍)
・7月:148.8〜209.4t(1.41倍)
・8月:118.3〜198.6t(1.68倍)
・9月:126.0〜261.0t(2.07倍)
・10月:224.4〜511.8t(2.28倍)
・11月:279.2〜713.8t(2.56倍)
・12月:260.5〜737.4t(2.83倍)
10月から翌年3月までの6か月はどの月も2.28倍以上、4〜8月の5か月はどれも1.68倍以下で、9月(2.07倍)がその間に入ります。冬の3か月(12〜2月)と夏の3か月(6〜8月)を比べると、冬のどの月も夏のどの月より開きが大きくなっていました。
2018年10月には築地市場に代わって豊洲市場が開場しており、この年は2つの市場の量をどちらも合計に入れています。明細で「国外」の行(17年で117行・計38.9t、17年の合計の約0.06%)も足していますが、外して計算し直すと倍率は小数第2位で少し動きますが、冬(12〜2月)は2倍超・夏(6〜8月)は1.7倍以内のままで、3割以上増減した回数も変わりませんでした。

前の年から3割以上の増減 冬の3か月は6〜9回 夏は0〜1回

多い年と少ない年の両端だけでなく、毎年の動きでも同じ傾向が見えます。その年の量を前の年の同じ月と比べ、3割以上増えた回数と減った回数を合わせて、2010〜2025年の16回で数えました。
・12月:6回
・1月:8回
・2月:9回
・6月:1回
・7月:1回
・8月:0回
冬の3か月は16回中6〜9回、夏の3か月は0〜1回でした。冬は、前の年と比べて大きく増える年も大きく減る年もあり、どちらに動くかは年によって入れ替わります。

1年を抜いても市場を分けても 冬の開きが夏を上回る

17年の中に飛び抜けた年が1つあるだけで、開きは大きく見えます。そこで計算のしかたを変えて確かめました。
・17年からどの1年を除いても(17通り)、12〜2月の開きのいちばん小さい月が、6〜8月のいちばん大きい月を上回る
・2番目に多い年÷2番目に少ない年にしても、12〜2月は2.12〜2.63倍、6〜8月は1.30〜1.47倍
・2009〜2017年と2017〜2025年の9年ずつ(2017年は両方に入れる)に分けても、冬の開きが夏を上回る
・大田市場の分と、それ以外の8市場の分で別々に計算しても、冬の開きのほうが大きい
なお「2倍超」「1.7倍以内」は9市場の合計での値で、市場を分けると夏の開きが1.7倍を超える場合があります。

よくある質問

1年を通した量でも、年による差は大きいですか

冬の各月ほどではありません。1年の量は、多い2022年(4,670.6t)が少ない2016年(3,001.8t)の1.56倍で、冬の各月の開き(2.36倍以上)を下回る差です(9市場の合計)。

冬に3割以上動いた年は、増えた年と減った年のどちらが多いですか

月によって違います。12月は増えた年3回・減った年3回、1月は増えた年3回・減った年5回、2月は増えた年4回・減った年5回でした(2010〜2025年の16回)。増える側・減る側のどちらか一方に寄ってはいません。

まとめ 年で大きく動く冬の月 差の小さい夏の月

カリフラワーの入荷を同じ月どうしで17年並べると、12〜2月は多い年が少ない年の2.36〜3.63倍、6〜8月は1.41〜1.68倍でした。前の年から3割以上動いた回数も、冬の3か月は16回中6〜9回、夏の3か月は0〜1回です。
いちばん多い年は1月が2020年、2月が2009年、12月が2023年と月ごとにばらばらで、特定の1年が冬の開きを生んでいるわけでもありません。

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