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「うちは子どもが多いから、にぎやかでごめんね」毎晩騒がしかった隣家。引っ越し後、大家さんが見せたものに背筋が凍った

  • 2026.11.5

夜遅くまで続く隣家の騒ぎ声

以前、私が暮らしていた一戸建ての隣には、子どもの多い家族が住んでいました。

夜になると庭でバーベキューが始まり、大人たちの笑い声が遅くまで響いてきます。

それが毎晩のように続いていました。

隣の家には、たくさんの子どもが出入りしていて、日によって顔ぶれも違って見えました。

にぎやかなのは構わないのですが、夜遅くなっても声が収まらず、窓を閉めても聞こえてくるため、なかなか眠れません。

寝不足が続いたある晩、私は友人に電話で愚痴をこぼしました。

「えっ、それ毎晩なの?」

「うん。夜遅くまでずっと騒いでるの」

「それはつらいね。一度、静かにしてほしいって言ってみたら?」

確かに、何も言わずに我慢していても伝わりません。

翌晩、私は思い切って庭に出て、塀ごしに隣へ声をかけました。

奥さんが紙皿を持ったまま、こちらへ歩いてきました。

「すみません。夜はもう少し静かにしてもらえると助かるんですが…」

すると奥さんは、にこっと笑って言いました。

「うちは子どもが多いから、にぎやかでごめんね」

「いえ、あの…夜遅い時間だけでもお願いできれば」

「ああ、そうね。ごめんね」

それ以上は言いづらく、私は家に戻りました。

ところが、その晩も大人たちの笑い声は変わらず聞こえてきました。

子どもが多いのは分かります。

でも、夜遅くまで騒いでいるのは大人たちです。どうにも納得できませんでした。

引っ越した隣家に残っていたもの

しばらくすると、近所からも苦情が出たのか、夜遅くのバーベキューはなくなりました。

それでも騒がしい声は続きました。

特に気になったのは、私がそろそろ寝ようと思う頃になると、隣がにぎやかになることです。

偶然だとは思うものの、何度も重なると気になってしまいます。

やがて、隣の家族は引っ越していきました。

ようやく静かに眠れるようになり、ほっとしていた頃のことです。

ある昼、隣の家の片付けを終えた大家さんが、私の家を訪ねてきました。

手には古いカレンダーを持っています。

「すみません、ちょっと気になるものがありまして」

「何ですか?」

「隣の台所に残っていたんですが…。これ、何か分かりますか?」

大家さんが開いたカレンダーには、日付ごとに小さな字で時刻が書き込まれていました。

「毎日、時間だけ書いてあるんです。何の記録なのか分からなくて」

「時間…ですか?」

よく見ると、どれも私が普段、寝室の電気を消す頃に近い時刻でした。

もちろん、毎日何時に消したかを正確に覚えているわけではありません。

ただ、友人と夜遅くまで電話をしていた日の日付を見つけて、思わず手が止まりました。

その日だけ、ほかの日より遅い時刻が書かれていたのです。

「これって、もしかして…うちの電気が消えた時間ですかね?」

「えっ、そうなんですか?」

「いえ、分からないですけど。いつも寝る時間に近いので…」

大家さんも困惑した様子でした。

「そうでしたか……。変なものを見せてしまってすみません」

私はもう一度、カレンダーに目を落としました。

もし本当に私の家の電気を見ていたのだとしたら、どうしてそんなことをしていたのでしょうか。

隣の家が騒がしくなる時間も、偶然ではなかったのでしょうか。

結局、あの時刻が何を意味していたのかは分かりません。隣の家族とも、それきり会っていません。

ただ今でも、夜に寝室の電気を消すとき、あのカレンダーの数字をふと思い出してしまうのです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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