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返事は必ず翌日の18時過ぎの彼に「私と話すの、面倒になった?」→帰りの電車に届いた長い答え

  • 2026.11.4
ハウコレ

スクロールしても、彼からの文面はなかなか終わりませんでした。そこには、私がひと月前に何気なく送った言葉まで書かれていたのです。私は電車の中で、何度も目元をぬぐいました。

送信ボタンを押してから、私はスマホを伏せました。彼に送ったのは、ずっと聞けずにいた問いかけです。既読はすぐについたのに、画面はそれきり動きません。答えが届くのは、どうせ明日の同じ時刻なのだと分かっていました。

いつも同じ時刻に届く返事

付き合って10か月の涼介は、返事のタイミングが決まっている人でした。
私が送ったメッセージは、すぐに既読になります。けれど返事が来るのは、決まって次の日の18時過ぎです。どんなに短い内容でも、それは変わりませんでした。
「明日空いてる?」のような質問でも、答えが届くのは翌日です。予定を決めるのに、いつも丸1日かかっていました。

既読なのに届かない言葉

その頃、私は仕事でうまくいかないことが続いていました。「今日ね、仕事でちょっと落ち込むことがあって」と送ったときも、既読はすぐについたのに、返事はありません。
一番話を聞いてほしいときに、彼は次の日まで黙っている。読んでいるのに返してくれないのは、私の話に興味がないからではないか。そう思うようになりました。
ある日、ついに送ってしまいました。
「私と話すの、面倒になった?」
すぐに既読がつき、それきり画面は動きませんでした。
次の日、私は1日中スマホを気にしていました。帰りの電車で画面を開いたとき、通知が1件届いたのです。

スクロールしても終わらない文面

届いた文面は、驚くほど長いものでした。
「面倒になんてなるわけない」から始まり、私が落ち込んでいた日の話に、1つずつ答えが書いてあります。ひと月前に私が何気なく送った「最近、空ばかり見てる」という言葉まで覚えていて、そのことにも触れていました。
読み進めるうちに、画面がにじんで見えなくなりました。電車の中なのに、涙が止まりません。
こんなにも私の言葉を覚えてくれている人が、どうしてすぐに返事をくれないのか。

そして...

私は涙をぬぐって、「ありがとう」と返しました。それから、ずっと聞けなかったことを続けて送りました。
「どうしていつも次の日なの?」
既読はすぐにつきました。けれど、返事はやはり届きません。
きっとまた、次の日の同じ時刻に答えが届くのでしょう。彼はいったい、まる1日かけて何をしているのか。私は窓に映る自分の顔を見ながら、翌日を待つことにしました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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