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「あんたに仕切られる筋合いはない」ゴミ出しを注意すると逆ギレした上階の住人。だが、自治会長にルールを示された結果

  • 2026.11.3
「あんたに仕切られる筋合いはない」ゴミ出しを注意すると逆ギレした上階の住人。だが、自治会長にルールを示された結果

ゴミ置き場の目の前の部屋で

以前住んでいたアパートで、僕の部屋はゴミ置き場の目の前にありました。

困っていたのは、上の階の住人のゴミの出し方です。

収集日の前の夜遅くになると、生ゴミの入った袋をいくつも運んできて、ネットからはみ出したまま置いていくのです。それが週に何度も続いていました。

朝になると、カラスや野良猫に袋を破られ、中身が道まで散らばっていることもありました。

においもひどく、片付けるのはいつも目の前に住む僕でした。

最初は黙って片付けていましたが、何度も続くうちに、さすがに困ってしまいました。

ある晩、ゴミ袋を置きに来た住人を見かけたので、思い切って声をかけました。

「すみません。ゴミは当日の朝に出してもらえませんか。夜のうちに袋が破られてしまうので」

住人は面倒くさそうに振り向きました。

「は?朝はこっちも忙しいんだよ」

「それは分かるんですが、散らかったゴミをいつも僕が片付けていて…」

すると、住人は急に声を荒らげました。

「あんたに仕切られる筋合いはない」

さらに、吐き捨てるように言いました。

「前の日に出したって、ルール違反じゃないだろ!」

あまりの剣幕に、僕は言葉を返せませんでした。

住人はゴミ袋をそのままにして、階段を上がっていきました。

自治会長が示したゴミ出しのルール

翌日、僕は自治会長を訪ね、これまでの事情を相談しました。

自治会長は話を聞くと、ゴミ出しのルールが書かれた紙を取り出して確認してくれました。

次の収集日の朝、自治会長がゴミ置き場に来てくれました。

その日も袋が破られ、生ゴミがあたりに散らばっていました。僕も外へ出ると、ほかの部屋の住人たちも何事かと集まってきました。

そこへ、上の階の住人が階段を下りてきました。

「なんだよ、朝から集まって」

不機嫌そうな住人に、自治会長が声をかけました。

「ちょうどよかったです。ゴミの出し方について、少しお話ししてもいいですか」

「何ですか?」

自治会長はルールの紙を見せながら説明しました。

「ゴミを出せるのは、収集日の朝6時から8時までと決まっているんです」

「いや、前の日に出したって別にいいでしょ」

住人は納得できない様子でした。

自治会長は紙の該当する部分を指さしました。

「いえ、この時間以外は出せない決まりなので、前の日の夜もだめなんですよ」

住人は紙に目を落としました。

自治会長は続けました。

「それに、散らかったゴミは、こちらの方が毎回片付けてくださっているそうです。これからは朝に出していただけませんか」

自治会長が僕のほうを見ると、周りの住人たちもうなずいていました。

住人は何か言いかけましたが、結局何も言いませんでした。

紙と散らかったゴミを見比べ、気まずそうに視線を落としています。先日、僕に怒鳴っていたときとは随分違う様子でした。

次の週から、その住人は収集日の朝にゴミを出すようになりました。

ゴミ置き場はきれいになり、僕が散らかったゴミを片付けることもなくなりました。

今では、窓を開けて気持ちよく朝の空気を吸えるようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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