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リキまない秘けつをプロコーチが解説!締めるのは「お腹とモモの裏」だけ

  • 2026.11.2

「脱力スイング」の提唱者・福田尚也のレッスン。リキまずに振るためには、まずアドレスが肝心だ。

脱力といっても、全身の力を抜けばいいわけではない。力を抜く場所と締める場所を知ることで、構えの安定感が変わってくる。ポイントはお腹とモモの裏を緩めないことです!

※本記事は、ワッグル2020年4月号に掲載された記事です。

「脱力」と「緩み」は違う 締めるべき部分はしっかり締めておこう

リキまない秘けつをプロコーチが解説!締めるのは「お腹とモモの裏」だけ
体の重心となるお腹に力をためておくのも大切なポイント

お腹とモモの裏は緩めないことが大事

頭のてっぺんからお尻の穴まで真っすぐな芯が通じているイメージ。芯が頭の上から吊り下げられている感覚で構え、両腕を自然に下げた位置でグリップを握る。

脱力スイングはアドレスが肝心です。脱力は全身から力を抜けばいいのかというと答えはノーです。力を入れるべきではない箇所の力を抜いて、力を抜くべきではない箇所は締めておくことがポイントです。

アドレスではモモの裏側やお尻に張りを感じておき、お腹に力をためておくイメージで構えましょう。全身から力を抜いて弛緩させると、棒立ちで安定感のない構えになってしまいます。脱力は大切ですが、緩んではいけません。

お腹に力をためておくのは、でんでん太鼓のように軸回転を安定させるためで、モモの裏側やお尻に張りを出しておくのは下半身の動きを円滑にするため。モモの裏側はいってみれば「アクセル筋」の役目を負っているのです。反対にモモの前側は「ブレーキ筋」で、この部分を固めると下半身を動かしにくくなる点に注意してください。

①頭のてっぺんからお尻の穴まで真っすぐな芯が通じているイメージ
②芯が頭の上から吊り下げられている感覚で構える
③両腕を自然に下げた位置でグリップを握る

モモの裏側に張りを感じておく

お尻の筋肉とモモの裏側のハムストリングを締めておくのが正しい「脱力」のポイント。

【×】上体がリキむと肩が上がる

飛ばそうとして肩や腕に力が入ると、いかり肩型の構えとなる。これが脱力スイングの大敵。

【×】全身が緩んではいけない

力を抜こうとして体の全部を弛緩させてはダメ。締まりがなくバランスの悪い構えとなる。

両ヒザを軽く曲げる

両ヒザを軽く曲げて、お腹に力を入れればモモの裏側が締まってくる(右)。腰が落ちた構えではモモの前側に力が入り、下半身が動きにくい(左)。両ヒザが伸びると下半身が固定されてスムーズに動かせなくなる(中)。

いかがでしたか? 脱力とは全身の力を抜くことではありません。お腹とモモの裏をしっかり締めて、安定感のあるアドレスをつくってみてくださいね。

レッスン=福田尚也
●ふくだ・なおや/1968年生まれ、神奈川県出身。2006年プロ入会。JPGA公認A級ティーチングプロ。ジュニアを中心に多くのアマチュアゴルファーをレッスン。

構成=三代 崇
写真=相田克己
協力=大相模カントリークラブ

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