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彼女の「別れたい」を3秒で読んだ俺→「何か言ってよ」にも返さなかった3日間、1つずつ手放したもの

  • 2026.11.3
ハウコレ

「何か言ってよ」と届いたとき、返事を打ちかけて消しました。言葉で謝るのは、もう3回やってきたことです。写真を送ったあと、予約票の裏に、彼女にまだ見せていない書き込みをしました。
彼女とのやりとりの画面を開いたまま、俺は次の言葉を探していました。付き合って2年の彼女の誕生日に、2時間遅れた数日後のことです。どう謝り直そうか考えていたところに、「別れたい」が届きました。

3秒の既読と、送らなかった「今度こそ」

既読は、3秒もたたずについたと思います。画面を開いたままだったからです。

すぐに「ごめん、今度こそ」と打ちかけて、手を止めました。同じ言葉を、俺はもう何度も彼女に送っています。煙草をやめると言ったのは3回。そのたびに数週間で戻っていました。

誕生日に遅れたのも、上司に誘われた喫煙所で話が長引いたからです。ここでまた「今度こそ」と送っても、届くはずがない。言葉より先に、何かを変えなければいけないと思いました。

1日目と2日目に手放したもの

1日目、部屋に残っていた煙草とライターを全部捨てました。上司には「もう喫煙所には行きません」と伝えました。仕事の話の多くはそこで決まるので、俺にとっては痛い選択でした。

2日目、彼女から「何か言ってよ」と届きました。一番つらかったのは、このときです。何度も返事を打ちかけては消しました。

ここで言葉を返せば、また口だけになる。自分1人で3回失敗したのだから、やり方を変えるべきだと考えました。調べて見つけたのが、禁煙外来でした。

3日目、帰りの電車で送った写真

3日目、仕事を早めに切り上げて受付に行き、一番早く取れる来週の予約を入れました。渡された予約票を、帰りの電車で写真に撮って送りました。

写真だけでは足りない気がして、「これだけ先に送らせて」と続けました。

少しして、彼女から「これ、どういうつもり?」と届きました。3日も何も言わなかった男から、いきなり紙1枚の写真が届いたのです。当然の反応だと思います。

俺は「週末、会って話したい。会ってくれるなら」と送り、予約票を財布にしまいました。

そして...

返事をしない3日間が、彼女をどれだけ傷つけたか。分かっていて黙っていたのは、俺の弱さです。

約束を守れなかったのは、煙草だけではありません。記念日の店も、片づけると言った部屋もそうでした。その夜、予約票の裏に、守れなかった約束を全部書き出しました。

週末に会えるかどうか、彼女からの返事はまだ届いていません。

彼女に送ったのは予約票の表だけです。裏には、これから1つずつ守る約束が、誕生日に遅れたことから順に並んでいます。

(20代男性・住宅設備メーカー勤務)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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