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テレビマガジン55周年記念! 55年間のテレマガを振り返る 1970年代編

  • 2026.11.1
cocrecoテレビマガジン1971年12月号

1971年11月に創刊されたテレビマガジンは、読者の皆様のおかげで2026年11月をもって創刊55周年を迎えます!

仮面ライダーから始まったテレマガは、これまでに数多くのキャラクターを取り上げ、子どもたちにその魅力を届けていました。そこで、当時のテレビマガジン本誌に掲載された、さまざまなキャラクターやムーブメントを年代ごとに区切り、表紙やページのスキャンとともに振り返る連載企画をお届け。あなたが読んでいた、あのときのテレマガをぜひ思い出してみてください。

今回は1970年代に発行された、創刊号となる1971年11月号から1979年12月号を紹介いたします。

cocrecoテレビマガジン1971年~74年の表紙
cocrecoテレビマガジン1975年~79年の表紙

『仮面ライダー』からスタートしたテレビマガジン

cocreco1971年12月号より。創刊号の記念すべき最初のページ。

テレマガは、「週刊少年マガジン」と「週刊ぼくらマガジン」に代わり、テレビキャラクターの情報を子どもたちに届けるため「少年マガジンのおとうと雑誌」として1971年に誕生しました。その至上命令は、当時視聴率が鰻登りの人気だった『仮面ライダー』を掲載すること。創刊号は同じ特撮番組である『スペクトルマン』のほかに『巨人の星』や『天才バカボン』『ムーミン』も掲載されていましたが、メインを飾ったのはもちろん『仮面ライダー』でした。

しかし、創刊当初は販売部数が伸びず、苦戦を強いられていました。このようなテレビキャラクターを扱う子ども向けの雑誌は当時他に存在せず、見本になるものがない中で編集部は手探りで誌面を製作していたそうです。

当初は幼児絵本のような誌面構成をしていましたが、キャラクターのデータや技を掲載するなど、情報量を増やすことで当時ターゲットとしていた9〜10歳が満足できるような内容に変更。さらに、巻頭に仮面ライダーの怪人の写真を使用したブロマイドを付録にしたことなども功を奏し、号を重ねるごとに部数が増えていきました。

cocreco部数が伸びていったという時期の、1972年3月号

マジンガーZが登場!

cocreco1973年10月号

1973年に入ると、『マジンガーZ』の掲載がスタート。当初は他社の独占であったため、テレマガでの掲載は毎号5ページ以内という制約がありました。しかし、1973年10月号に漫画の連載がテレマガに移ったことで、企画ページも増加。1973年は『仮面ライダー』から人気を引き継いだ『仮面ライダーV3』が注目を集めていましたが、秋ごろから『マジンガーZ』にメインを譲ることになります。

cocreco1974年5月号

1974年4月号から「マジンガーズクラブ」が発足。申し込みをすると、会員番号が押された金属製のライセンスカードが返送され、その番号をもとに懸賞や企画コーナーへの応募ができるという施策が行われました。

マジンガーズクラブは会員数が15万人を超える大ヒット企画となり、「固有の会員ナンバーが押されたカードが届き、その番号を使用して誌上で企画を行う」という施策は90年代後半まで、さまざまな作品で実施されています。

cocreco1976年2月号

1975年に入ると『仮面ライダーストロンガー』をもって、仮面ライダーシリーズの放送が一旦終了。『マジンガーZ』の続編である『グレートマジンガー』も終了し、1976年からしばらく強力なキャラクターが不在の時代が続きます。

そこで、テレビマガジンではさまざまなキャラクターが表紙を飾ることに。タカラ(現・タカラトミー)から持ち込まれた企画を、当時の編集長がダイナミックプロに紹介したことでアニメ化に繋がった『鋼鉄ジーグ』をはじめ『勇者ライディーン』『大空魔竜ガイキング』『大鉄人17』『無敵超人ザンボット3』など、毎回違ったキャラクターが登場しています。

cocreco1977年11月号より。『無敵超人ザンボット3』のページ

ミクロマンのメディアとしてのテレマガ

cocreco1977年3月号より

1974年からスタートしたタカラの玩具『ミクロマン』はメディア化がされず、パッケージや商品同梱の冊子で世界観を描く玩具オリジナルシリーズでした。

本シリーズの前身ともいえる『変身サイボーグ』からタカラの玩具を特集していたテレマガは、1976年1月増刊号で『ミクロマン』の漫画を掲載。『ミクロマン』の世界を漫画という物語にして発信します。増刊号での連載はその後も続き、1977年3月号よりテレマガ本誌での連載がはじまります。

また、誌上で「ミクロマンクラブ」を発足。毎回商品情報をお届けするとともに、ミクロマンクラブに入会するとキーホルダーやワッペンがもらえる施策を実施しました。

『ガンダム』出撃! さらに、『仮面ライダー』と『ウルトラマン』が帰還!

cocreco1979年4月号より。「ジオン星」や「コンバットメン」といった、本編に登場しないワードが気になる。

1979年には『機動戦士ガンダム』の掲載がスタート。初回からカラー2Pで特集されています。しかし、『ガンダム』がテレマガの顔の一つになるのは1981年の劇場版が公開されてから。リアルタイムでは、放送終盤になると白黒ページでの掲載になりました。

cocreco1979年4月号 ウルトラマンが登場!

そして、3月号では、スーパー戦隊シリーズ第3作である『バトルフィーバーJ』が登場。それ以前も懸賞ページで例外的に『秘密戦隊ゴレンジャー』が掲載されたことはありましたが、テレマガでのスーパー戦隊シリーズの本格的な掲載は本作からになります。

4月号ではウルトラマンのアニメシリーズ『ザ★ウルトラマン』が掲載。テレマガ創刊以前に『週刊少年マガジン』等で『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』が掲載されていましたが、テレビマガジンとしてはここで初めてウルトラマンシリーズの掲載がはじまります。さらに、9月号では『仮面ライダー(スカイライダー)』の掲載がスタート。一時的にメインストリームから退いていた実写キャラクターやその関連作品が、70年代末期に入り再び子どもたちに支持されていきます。

cocreco1979年9月号 仮面ライダーが復活!

独自の写真を使ったオリジナル特集!

70年代~80年代のテレマガでは、本編にまつわる部分以外にもヒーローたちを使いさまざまな特写企画を行っていました。個性的な企画の中から、特にインパクトのあるページを紹介。

cocreco1974年3月号

仮面ライダーXを横須賀の海上自衛隊の潜水艦に乗せるという、現在ではまず不可能な企画。ちなみに、この企画が掲載された1974年3月号は『仮面ライダーX』がはじめて掲載された号でした。

cocreco1974年3月号

同じく1974年3月号より、御殿場の陸上自衛隊演習場で、戦車の上に乗る仮面ライダーX。

cocreco1979年10月号

1979年10月号より、当時のテレマガ編集長の前に現れるスカイライダー。『仮面ライダー(スカイライダー)』は前号の9月号で初掲載されましたが、前号ではイラストでの掲載となっており、実写のスーツはこの10月号ではじめて登場しました。

仮面ライダーとともに成長し、ロボットアニメに変遷した70年代

テレビマガジン55年の歴史を振り返る特別企画の第1回目、いかがだったでしょうか。『仮面ライダー』を取り上げるために生まれ、試行錯誤しながら『仮面ライダー』の人気とともに部数を伸ばしていった70年代。

しかし、70年代後半に入ると圧倒的な人気を誇っていた『仮面ライダー』や『マジンガーZ』が終了。テレマガでは『秘密戦隊ゴレンジャー』からはじまる初期スーパー戦隊や『帰ってきたウルトラマン』からはじまった第2期ウルトラシリーズの掲載がなかったこともあり、新たなヒット作を探していたことが感じられます。

一方で、1979年に入ると仮面ライダーやテレマガ刊行前の少年マガジンで扱っていたウルトラマンが再び登場しはじめます。次回はそんな1979年を経て迎えた、1980年から1989年までの10年間を振り返ります!

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