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「そっちの方がよかったなって思って」保育園の係決めで私に行事を勧めたボスママ。数か月後の身勝手なお願い

  • 2026.11.1

保育園の係決めで勧められたこと

私がまだ若く、子どもを保育園に預けていたころの話です。当時、保護者は行事か広報のどちらかの係を担当する決まりでした。

係決めが近づいても、私はどちらを選べばいいのか迷っていました。

ある夕方、お迎えのあとに保育園の門の前で、保護者の間でも顔の広いボスママから声をかけられました。

「係、もう決めた?」

「まだなんです。どっちがいいのか分からなくて」

「行事の係の方が楽よ、あなたもそうしたら」

「そうなんですか。じゃあ、行事にします」

私はその言葉を信じて、行事の係に名前を書きました。

ところが、後日配られた名簿を見て驚きました。広報の係には、ボスママと普段から仲の良いママたちの名前が並んでいたのです。

翌日、門の前でボスママたちが集まって話していました。私に気づいたボスママが言いました。

「行事の係にしたんだね。広報は私たちでやるから、そっちはよろしくね」

「はい、よろしくお願いします」

そう答えたものの、少し寂しい気持ちになりました。

最初から仲の良い人たちで広報をやりたかったのかな、とも思いましたが、私には分かりません。

それでも、自分で選んだ係です。気持ちを切り替えて、行事の仕事に取り組むことにしました。

数か月後、ボスママが頼んできたこと

数か月がたち、行事の係はみんなで仕事を分担しながら、順調に進んでいました。

ある夕方、保護者の部屋で行事の名簿を片づけていると、ボスママが入ってきました。

「ねえ、ちょっといい?」

「はい、どうしました?」

「広報の方がね、全然話がまとまらなくて。園だよりも遅れちゃってるのよ」

「そうなんですか。大変ですね」

するとボスママは、少し言いにくそうに続けました。

「それでさ、悪いんだけど、私と係を代わってもらえないかな?」

「えっ、今からですか?」

「うん。行事の方はうまくいってるみたいだし、そっちの方がよかったなって思って」

私は驚きました。

広報の仕事が大変なのは分かります。でも、こちらだって数か月かけて仕事に慣れ、ほかのママたちと協力して進めてきたのです。

今になって交代してほしいと言われても、簡単に引き受けられません。

「すみません。私はこのまま行事の係を続けたいです」

「やっぱり無理かな…」

私は少し迷ってから、こう伝えました。

「最初に行事の方が楽だって勧めてくれましたよね」

「ああ、うん…」

「おかげで、今の係にも慣れましたし。最後までやりたいんです」

ボスママはしばらく黙ったあと、「そっか、分かった」と小さく答え、部屋を出ていきました。

廊下では広報のママたちが待っていたようで、「どうだった?」と尋ねる声が聞こえました。ただ、ボスママが何と答えたのかまでは聞こえませんでした。

その後も私は行事の係を続け、最後まで楽しく活動できました。一緒に担当したママたちとは卒園後も付き合いが続いています。

ボスママとは、会えばあいさつをする程度の関係になりました。

最初にどんなつもりで行事の係を勧めたのかは、今でも分かりません。ただ、都合が変わったからといって、こちらまで合わせる必要はないと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた60代以上女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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