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「これ、元カノ。重くない?」と笑う彼→元カノに「たぶん、私のも同じです」と返した私が気づいたこと

  • 2026.11.1
ハウコレ

何度も下書きを書き直して、彼の元カノに送ったメッセージ。返ってきたのは、思いがけない問いかけでした。答えを打つ前に、私は彼とのチャットを開いていました。

その数日前、彼の部屋のソファで彼が差し出したスマホには、彼と元カノのやりとりが映っていました。画面の上半分を埋める元カノの長いメッセージに、彼の返事はどれも短く添えられているだけ。そのやりとりに、なぜか見覚えがありました。

笑いながら見せられたスクショ

彼と付き合って半年ほど。その日も並んでテレビを見ていると、彼がスマホを差し出して言いました。

「これ、元カノ。重くない?」

スクショには、「明日の面接、履歴書と印鑑忘れないでね。応援してる」という元カノのメッセージ。その下に、「わかってる」とだけ返っていました。

「友達に見せたらウケてた」

彼は笑いながら次のスクショへ指を滑らせましたが、私は一緒に笑う気にはなれませんでした。私も彼に「歯医者の予約、忘れないでね」と送ったばかりで、その返事も「ん」だけだったからです。

同じ猫のアイコン

彼の友達の前で、私の送ったメッセージも読まれているのかもしれない。そう考えると、スクショの向こうの元カノのことが他人事に思えなくなりました。

自分が元カノの立場なら、知らないままでいるほうが嫌なはずだと考えたのです。数日迷った末に彼のフォロー一覧をたどると、スクショと同じ猫のアイコンが見つかりました。

下書きは何度も書き直すことに。彼への不満が混じった文面は消し、事情だけを伝える形に整えました。送ったのは、この2通です。

「突然ごめんなさい。あなたの元彼と、今お付き合いしている者です」

「少しだけ、お話しさせてもらえませんか」

返ってきたのは、丁寧すぎるほどの敬語。警戒されて当然だと思いながら、用件を打ち込みました。

「彼が、あなたとのやりとりのスクショを私に見せてきました」

私に向けられた問い

友達にも見せているらしいこと、勝手に見てしまったことへのお詫びも続けて送りました。責められても、そのまま返事が来なくても仕方がない。そう覚悟していました。

届いたのは、こんな返信です。

「教えてくれてありがとうございます。あなたは大丈夫ですか?」

すぐには答えられず、彼とのチャットを開きました。スクロールするほど、私の長い文面と彼の短い返事が交互に現れるばかり。見せられたスクショと、よく似た形でした。大丈夫かと聞かれて、大丈夫だと言い切れる自分ではなかったのです。

「たぶん、私のも同じです」

やっと返せたのは、その一言だけ。

そして...

スクショのことを、彼に問いただしたわけではありません。一度だけ、「私とのやりとりも、誰かに見せてる?」と送ってみました。

返ってきたのは「見せてないよ。なんで?」というメッセージと、笑った顔のスタンプ。

入力欄に何度か文字を打っては消し、その画面を開いたまま過ごしていました。

(20代女性・販売員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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