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最終日は「26パット」!鈴木愛の今季初優勝を支えた“頼れる”パターの秘密に迫る

  • 2026.10.30

「富士通レディース2026」で今季初優勝、ツアー通算23勝目を挙げた鈴木愛。ウィニングパットを沈めたその手に持っていたのはPINGの「SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET(スコッツデール テック アリーブルーオンセット)」だ。

「自分の振り幅に対してイメージ通りの距離感で転がってくれる」と評するそのパターが、勝負どころでのパッティングを支えた。

鈴木愛が信頼する距離感と安心感

通算15アンダーで「富士通レディース2026」を制した鈴木愛。最終日は4バーディ、1ボギーの「69」をマークし、後半14番、15番では連続バーディを奪うなど、勝負どころで持ち味を発揮した。なかでも光ったのが、得意のパッティングだ。初日と最終日はともに26パット。4日間の合計は106パットで、1ラウンド平均26.5パットを記録した。シーズンの平均パット数でもツアー1位(10月30日時点)につける名手が、グリーン上で強さを見せた。

その手にあるのが「スコッツデール テック アリーブルーオンセット」。鈴木は、そのフィーリングをこう語る。

「もともとはブレード型のパターが好みですが、『SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET』はフェースにしっかりボールが乗る感覚があり、自分の振り幅に対してイメージどおりの距離感で転がってくれるので気に入っています」

さらに「緊張する場面や調子が良くないときでも安心して打てるので、信頼して使っています」ともコメント。好調なときだけでなく、思いどおりに打てないときにも頼れる存在であることがうかがえる。


【PING】SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET

直線的な大型ヘッドと長いサイトラインが特徴のマレット型パター。フェース後方にホーゼルとシャフト軸を配置した「オンセット」設計により、ブレードの操作性とマレットの寛容性を両立する。やわらかい打感と転がりのよさを両立する新PEBAXインサートを搭載。アルミニウムボディとステンレススチール製ソールプレートの複合構造で、高慣性モーメントを実現した。

SPEC
●ヘッド重量/370g
●ロフト角/3度
●ライ角/70度
●標準長さ/34インチ
●価格/7万1500円

●商品の問い合わせ/ピンゴルフジャパン


じつは「試打解説」でおなじみの石井良介コーチもこのモデルを自ら購入し、愛用しているひとり。「不調のときに頼りたくなる」と語る石井コーチに、使いはじめたきっかけと、その魅力を聞いた。

「パターに頼る」といいストロークになる

僕がこのパターに興味をもったきっかけは、PGAツアーで活躍するウィンダム・クラーク。全米オープンで、彼がこのパターを使って優勝争いをしていたのを見て、気になっていました。その後、自分のパッティングが少し不調だった期間があって、そのタイミングで購入。実際に使ってみると、真っすぐ引いて真っすぐ出す動きが、スムーズにできたんです。

パターによっては、動かそうとしたときに「私はこっちに動きたいんです」と、自己主張してくるように感じるものもありますが、このパターにはそれがまったくない。僕にとっての「真っすぐ引いて真っすぐ出す」がストレスなくできました。パッティングに悩んでいたときだったので「このパターに頼ればいいんだ」と思えたのは大きかったですね。

「EYE-Q」が視線の安定と集中を促す

ヘッドの形状や配色、ドット、長いサイトラインによって、視線を集中させるポイントが明確になる。ストローク直前の視線を安定させ、集中力と動作の再現性を高めるためのテクノロジーだ

どんなストロークにもマッチしてくれる

鈴木愛選手のストロークは、手先だけでパッと動かすというより、体を使って打つタイプ。このパターはローテーションを使うこともできますし、体を使ってストロークすることもできる。僕が感じている真っすぐ動かしやすいところが、彼女にも合っているのかもしれませんね。

日本でも屈指のパットの名手が、自分と同じモデルを選んでいる。それを知って「僕もこれを選んでよかった」と思いました(笑)


パターもやはり「フィッティング」が重要

鈴木愛選手は、シャフトの長さを標準から32.75インチに変更している。アマチュアゴルファーも契約ツアープロと同じパターフィッティングや調整ができるのでパター選びの際は、ぜひフィッティングを受けてほしい。

●PINGフィッティングスタジオ


試打・解説=石井良介
●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。アマチュアのリアルなスイングや感情に訴えかけるアドバイスが多くのゴルファーを開眼させ、全国で行なうレッスン活動はつねに満員。メディア、自身のYouTubeチャンネルでのクラブの試打・解説にも人気がある。

構成=石川大祐
写真=AFP/Aflo、高橋淳司、田中宏幸
協力=上総モナークカントリークラブ

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