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ジャスティン・ローズを育てた巨匠デビッド・オーのパッティングメソッドとは?

  • 2026.10.30

多くの海外コーチのメソッドを現地で直接指導を受けてきた吉田洋一郎が、その概要をアマチュアにもわかりやすく解説。

今回は、ジャスティン・ローズなどを指導するパッティングコーチ、デビッド・オーのメソッドを紹介する。ポイントは首の付け根を支点にすることです!

※本記事は、ワッグル2020年4月号に掲載された記事です。

ジャスティン・ローズを育てた巨匠デビッド・オー

デビッド・オーはパッティング専門のコーチで、コーチを指導するコーチとしても有名。マキロイやステンソンなどを教えるフィル・ケニオンもオーの指導を受けた。

デビッド・オーは、パッティングコーチとして多くの一流選手だけでなく、一流コーチも多数指導してきた実績があります。彼のメソッド自体はオーソドックスで奇をてらったところはありませんが、タッチやラインの狙い方などにこだわっており、メカニカルだけでなく、コースで実際に「入る」パッティングを身につけるためのノウハウが豊富なコーチです。

技術的には、しっかり前傾してクラブをアップライトに動かすこと、そのために首の付け根などのボールから遠い位置に支点を意識することがポイント。アドレスも重視しており、ヒジからヘッドまでが一直線になり、あまりヒザを曲げずに股関節から前傾した構えを推奨しています。構えがしっかりすればストロークも安定するので、疎かにせずにていねいに構える練習をすることが大事です。

「オー」メソッドの肝1 背中を支点にした大きな振り子でストローク

ストロークの支点は首の付け根。

支点が高く深いアップライト軌道

ストロークの支点は背中。首の付け根の後ろ側。みぞおちなど体の前側に支点があると上体が揺れてストロークが不安定になりやすい。ボールから遠い位置に支点を意識し、軸に沿って上体をスムーズに動かそう。首の付け根から体を貫通した延長線上にクラブがあるイメージ。

ストロークは自然なアークで、フェースは軌道に対してスクエアに保つ。

「オー」メソッドの肝2 手首や足が余計な動きをしない構えをつくる

アドレスが不安定だと下半身や手首がグラつきストロークも乱れる。後方から見てヒジからクラブヘッドまでが一直線になるようにクラブを持つことで手首の動きを抑制。ヒザをあまり曲げずに股関節から前傾して構えることで下半身を安定させる。腕とクラブの関係をしっかりつくってから、股関節から前傾させて構える。

ヒザが曲がると背中が曲がったりお尻が落ちて、下半身がグラつきやすくなる。

「オー」メソッドの肝3 複数のラインとタッチをイメージする

カップインするタッチとラインはひとつではない。強めのタッチで直線的なラインと、弱めのジャストタッチで大きく曲がるラインを想定し、その三日月型の範囲内のどのラインで狙うか、その際のボールスピードはどのくらいかをイメージする。最も直線的なラインと最も曲がるラインを想定し、その間のどこを通すか明確にイメージする。

タッチが違えばカップインの仕方も変わる。強めなら奥に当たって入り、弱めならコロリと落ちる。

いかがでしたか? 首の付け根を支点にしたアップライトなストロークと、ていねいなアドレス、そして複数のラインとタッチのイメージ。オーのメソッドで「入る」パッティングを身につけてくださいね。

解説・レッスン=吉田洋一郎
●よしだ・ひろいちろう/1978年生まれ、北海道出身。スイング研究に強い情熱を燃やし、海外で直接有名コーチのメソッドを学び知識を広げる。

構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=トータルゴルフフィットネス

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