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「お肉ばっかりで可哀想」親子遠足のお弁当を笑ったママ友。だが、直後に聞こえた自分の子の一言に思わず沈黙

  • 2026.10.30

芝生の上で広げたお弁当

子どもが幼稚園に通っていたころ、親子遠足で公園へ行きました。

よく晴れた日で、昼になると芝生の上にレジャーシートが並び、親子でお弁当を広げました。

わが家のお弁当には、子どもの大好きなウインナーと、甘辛く焼いたお肉をたっぷり詰めていました。

ふたを開けた子どもは、うれしそうな歓声を上げました。

そのとき、隣のシートにいたママ友が、こちらのお弁当をのぞき込んできました。

「ウインナー多すぎじゃない?」

「この子が好きなので…」

私がそう答えると、ママ友は自分のお弁当を少し持ち上げて見せ、口元に手を当てて笑いました。

「お肉ばっかりで可哀想」

同じシートにいた別のママとも顔を見合わせ、くすくす笑っています。

子どもはきょとんとして、私とお弁当を交互に見ていました。

喜んでもらいたくて用意したものを、そんなふうに言われるとは思っていませんでした。

何か言い返そうとしても言葉が出ず、私は箸を持ったまま、うつむいてしまいました。

男の子の一言で変わった空気

すると、私の反対隣のシートにいた別のママが、お弁当を見て笑顔で声をかけてくれました。

「うちの子もウインナー好きだよ。おいしそうだね」

その声に反応したのか、先ほどのママ友の男の子がシートの端から身を乗り出し、わが家のお弁当を見つめました。

「ぼくもウインナー食べたい!」

ママ友は「ちょっと」と言いかけましたが、それ以上は何も言いません。

私は男の子に笑いかけ、ママ友に尋ねました。

「少し分けてあげてもいいかな?」

ママ友は目をそらしながら、小さくうなずきました。私はウインナーをお弁当のふたにのせて差し出しました。

男の子はうれしそうに食べると、すぐに声を上げました。

「おいしい!」

その素直な反応に、周りのシートから笑い声が上がりました。

さっき一緒に笑っていたママは気まずそうに目を伏せ、ママ友も赤くなった顔をそむけたまま黙っています。

そして、何も言わずに自分のお弁当のふたを閉めました。

「ママ、ウインナーってみんな好きなんだね」

子どもが得意げに言うと、声をかけてくれたママは「ほんとだね」とうなずきました。

そのママとは、遠足をきっかけに仲良くなりました。

次の遠足の朝も、私はお弁当箱にウインナーをたっぷり詰めました。

その日、ふたを開けた子どもはまた笑顔になり、仲良くなったママも「今日もおいしそう」と言ってくれました。

好きなおかずが入っているだけで、こんなに喜んでくれる。私はその笑顔を見て、いつものお弁当を作ってよかったと思いました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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