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「距離を置きたい」付き合って2年の彼から突然の連絡。1週間後、彼の親友から届いたスクショには?

  • 2026.10.31
ハウコレ

帰りの電車を降りたホームで、スマホが短く鳴りました。通知に出ていたのは、付き合って2年になる彼の名前。いつもの他愛ない連絡だと思って開いたのですが、そこに並んでいたのは見たことのない言葉でした。

理由を聞いても返ってこない答え

彼からのメッセージは2通でした。

「急にごめん」

「距離を置きたい」

人の流れから外れてベンチに座り、何度も読み返しました。少し前にも2人で映画を観て、次はどこへ行こうかと話したばかりです。

「え、どういうこと?私、何かした?」

送ってから彼の返事が来るまでに、ホームには電車が2本入ってきて、出ていきました。

「そうじゃない。少し1人で考えたいことがある」

すぐに、私はこう聞き返しました。

「考えたいことって?どのくらい?」

「ごめん、今はうまく言えない」

彼からは、それ以上は返ってきませんでした。何を考えたいのか、どうして私には言えないのか。

止まったままのチャットに届いた、別の名前

それから1週間、彼からの連絡は1度もありませんでした。チャットを開いては、最後の「ごめん、今はうまく言えない」を眺めて閉じる。その繰り返しです。こちらから送るのもやめました。考えたいと言われた以上、急かせば終わりが早まる気がしたからです。

そんなある日の夜、家で開いた画面に表示されたのは彼の親友の名前でした。親友は彼と大学時代からの付き合いで、何度か3人で食事をしたことがあります。連絡先は交換していたものの、個別にメッセージが来たのは初めてでした。

「いきなりごめん。これ、見せるか迷ったんだけど」

その下に、画像が1枚。小さく表示されたそれが、親友と彼のやりとりのスクショだということは、開く前から分かりました。

スマホをテーブルに伏せてから、もう1度画面を表に返しました。

親友のスクショに並んでいた言葉

画像を開くと、親友と彼のやりとりが写っていました。親友の質問に、彼が2通返しています。

「彼女にはちゃんと話したのか?」

「来月で今の部屋、引き払うことにした」

「あいつにはまだ言わないでほしい」

来月。部屋を引き払う。あいつには言わないで。読み返すたびに、言葉の意味がはっきりしていきます。距離を置きたいと言ったのは、考えるためではなかったのかもしれない。もう全部決めていて、私にだけ知らせずにいなくなるつもりだったのかもしれない。

彼の部屋に置いたままの歯ブラシや、2人で選んだマグカップが浮かんできました。あの部屋がなくなることを、他人のスクショで知るなんて。

親友には「教えてくれてありがとう」とだけ返して、彼とのチャットを開きました。1週間止まっていた画面に、短く打ち込みます。

「部屋、引き払うって本当?」

そして...

返事は思っていたより早く届きました。

「本当。ちゃんと話す。電話していい?」

「うん」と返すと、すぐに画面が着信に切り替わりました。

電話で、彼は部屋のことを最初から話してくれました。別れたいわけではない、とも。聞き終えて、私はしばらく黙ってから言いました。

「それ、私に聞かないで決めることじゃないよね」

引っ越しの日は変わらないそうです。それでも、こんなに大事な話を、彼はなぜ私には言えず、親友にだけ打ち明けていたのでしょうか。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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