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グループの招待が私にだけ来ない→親友に「わざと?」と打った私に、送信の直前で届いた通知

  • 2026.10.30
ハウコレ

仲間のグループで、4つの既読の下に届いたのは、話はここで終わりと読めてしまう返事でした。聞かずに離れるくらいならと親友へのメッセージを打ち込み、送信ボタンに親指をかけたそのときでした。

始まりは、数日前の夜でした。ロック画面に、大学時代の仲間5人で作ったグループチャットの通知が浮かびました。仲間の1人からでした。「じゃあ続きは新しいグループで!」。開いたときには、そのメッセージはもう、送信を取り消したという表示に変わっていました。

取り消されたメッセージの行き先

同じサークルで出会った5人は、卒業して6年たった今もこのチャットでつながっています。

取り消しの表示を見たあと、チャットの参加メンバーを開きました。5人のまま、何も変わっていません。新しいグループはどこか別にあって、そこに自分の名前はない。そう考えるしかない画面でした。

その日から、いつものチャットはぱたりと動かなくなりました。最後の発言は、取り消しの表示のまま。4人は今頃、別の場所で話しているのだろうか。通知の来ないスマホを裏返して机に置いていました。

既読が4つ並んだあとで

数日たっても、招待は届きませんでした。思い切って送ったのは、軽く聞こえるように何度か直したメッセージです。

「今週みんな忙しい?」

既読はすぐに4つつきました。けれど返信はなかなか来ず、何度も画面を開き直していました。

しばらくして届いたのは、いちばん付き合いの長い親友からの返事でした。

「ごめん、ちょっとバタバタしてて!また連絡するね」

残りの3人からは、スタンプもないまま。忙しいのは本当なのかもしれない。それでも、4つの既読の下に置かれたその一言は、話はここで終わりと言われたように読めてしまいました。

送信ボタンの手前で届いた通知

親友との個別のチャットを開いたのは、その返事から少したってからです。入力欄に打ったのは、このメッセージでした。

「新しいグループ作ったよね?私だけ入ってないの、わざと?」

語尾の「わざと?」を消しては、また打ち直しました。聞かないまま距離を置かれるより、はっきりさせたい。そう決めて、送信ボタンに親指をかけたときです。

画面の上に、新しい通知が下りてきました。「誕生会・主役ご招待」のグループに招待されたという知らせ。自分の誕生日が再来週だったことを、そこでようやく思い出しました。

招待を開くと、4人の名前と親友のメッセージが並んでいました。店の名前は、まだどこにもありません。

「遅くなってごめん!主役はこっちのグループね」

個別のチャットに戻り、送る直前だった文を最後まで消しました。参加ボタンを押して返したのは、ハートのスタンプを1つだけです。

そして...

誕生日当日、個室の店に着くと、4人がそろって待っていました。手渡されたのは、昔のチャットの写真を集めた手作りのアルバム。ページをめくりながら、私は笑って本音をこぼしました。

「ほんとに私だけ外されたのかと思った」

親友はこちらの顔を見て、「ごめん、全部そろえてから呼びたかったの」と両手を合わせました。

送らなかった下書きのことは、誰にも話していません。ただ、全部そろえてから呼びたかったはずの親友が、なぜあの夜、急ぐように招待を送ってきたのか。そこだけは、今も少し気になっています。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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