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「放置しないで見てろってことですか?」 児童館で子どもを放って反論した母親。だが、スタッフが返した一言

  • 2026.10.27
「放置しないで見てろってことですか?」 児童館で子どもを放って反論した母親。だが、スタッフが返した一言

プレイルームのすみで、画面から顔を上げない母親

以前、1歳半の子どもを連れて、近所の児童館へ遊びに行ったときのことです。

子育て支援のプレイルームには、赤ちゃんから3歳くらいまでの子どもが集まっていました。

保護者がそばで見守るのが、ここでの決まりです。

部屋の中ほどでは、3歳くらいの男の子が大きなプラスチック製の車のおもちゃを持って走り回っていました。

車を振り回すだけでなく、積み木で遊んでいる子のほうへ勢いよく投げることもあります。

おもちゃが誰かに当たりそうで、私は気が気ではありません。

1歳半のわが子を抱き上げ、男の子の動きを目で追っていました。

周りの保護者たちも、心配そうに見ています。

ところが、男の子の母親は部屋の隅のベンチに座り、携帯電話を見続けていました。私が見ている間、男の子に声をかける様子はありませんでした。

そこへ、エプロン姿の女性スタッフが母親のもとへ歩いていきました。

「お母さん、少しよろしいですか」

「……何ですか?」

母親は画面を見たまま答えます。

「お子さんがおもちゃを投げていて、危ないんです。そばで見ていただけますか?」

母親は小さくため息をつきました。

「子どもが勝手にやってるだけじゃないですか。私に言われても…」

そして顔を上げ、少し声を強めました。

「放置しないで見てろってことですか?」

思わず私も、二人のほうに目を向けました。

「はい、そういうことです」静かに返された正論

スタッフは落ち着いた声で、はっきりと答えました。

「はい、そういうことです。ここでは、保護者の方に見守っていただく決まりなんです」

母親は一瞬、言葉に詰まったようでした。

「でも……」

「小さなお子さんもたくさんいますから。おもちゃが当たったら、けがにつながるかもしれません。危ないときは止めてあげてください」

母親は携帯電話を握ったまま、周囲を見回しました。ほかの保護者たちも、ベンチのほうを見ていました。

スタッフは続けました。

「見守っていただくのが難しいようでしたら、今日はお帰りいただくことになります」

母親は頬を赤くして、携帯電話をバッグにしまいました。それから黙って立ち上がり、男の子の手を引いてプレイルームを出ていきました。

周囲の保護者たちは小さくうなずいていました。扉が閉まると、また子どもたちの笑い声が聞こえてきました。私は腕の中のわが子を、そっと床に下ろしました。

スタッフは声を荒らげることなく、子どもたちの安全のために必要なことを伝えていました。あの落ち着いた対応が、今も印象に残っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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