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“引きこもり”がドーベルマンを飼ったら朝5時起きに!?引きこもれなくなった“引きこもり”が「生きててよかった」と思える日々

  • 2026.10.23

ドーベルマンの「ドベ」と元野良犬の「ノラ」を飼い、引きこもりだったヨシモフ郎(@mofumofufufufufu)さんの生活は大きく変わった。犬の散歩中に出会う人々や、これまで気づかなかった季節の変化。愛犬との暮らしを通じて見えてきた世界を描く「ドベとノラ 犬がくれた優しい世界」を紹介する。

引きこもり生活を変えた、ドーベルマンとの出会い

不整脈、不眠症、パニック障害などの症状を抱え、昼夜逆転の引きこもり生活を送っていたヨシモフ郎さん。犬を飼うことは難しいと諦めていたが、保護犬を半年ほど預かった経験から、自分にも犬を飼えるのではないかと考えるようになった。そうして出会ったのが、念願のドーベルマン「ドベ」だった。

もともと「大きくてカッコイイ」生き物に憧れていたというヨシモフ郎さん。黒い服や家具が好きだったこともあり、古い犬図鑑を眺めながら、黒くて大きくカッコいい犬を探した。長毛種は手入れが大変だと本で知り、短毛種の中から選んだのがドーベルマンだった。

ところが、実際に一緒に暮らしてみると、想像していた「カッコイイ」姿以上に「かわいい」と感じるようになったという。ドベはいつも楽しそうでポジティブ。口元がゆるく、ずっと笑っているような犬だ。一方、ノラは何事にも冷静沈着で、ヨシモフ郎さんいわく「侍のような無口な漢」。家族や友人からも「何を考えてるのかわからない…」と言われるほど、対照的な性格をしている。

犬中心の生活で、引きこもりだった日々にも変化が

ドーベルマンとの暮らしが始まると、生活は一変した。大型犬であるドベには、朝晩それぞれ1時間以上、自由に走り回れる時間を作るのが理想的だという。そのため、朝は5時に起きて散歩へ。子犬のころは一日で1キロ以上体重が増えることもあり、犬中心の生活を送るうちに、ヨシモフ郎さん自身も筋肉や体力がついた。引きこもり生活からは想像できないほど、たくましい体になったそうだ。

初めて迎えたドベは先天性の疾患を抱えており、わずか4年という短い時間で別れを迎えた。もう犬は飼わないと決めていたヨシモフ郎さんだったが、不思議な縁から再び元野良犬のノラと出会うことになる。

犬との暮らしを通じて得たものは、体力だけではない。散歩中に出会う人々や、日々移り変わる季節の景色など、以前は気づかなかった世界が広がっていった。ヨシモフ郎さんは犬を飼ってよかったことについて、「大変な事も多いのですが、よかったことだらけです。もはや『生きててよかったな』とさえ思います」と語っている。

犬がいたから見えた世界を、漫画に描く

「ドベとノラ 犬がくれた優しい世界」を描き始めたきっかけは、コロナ禍だった。犬と遊べる場所やイベントが相次いで閉鎖・中止となるなか、それでも犬に関する何かを続けたいと考え、家でできる「犬の絵」を描き始めたという。

作品の3巻では、ドベと一緒に通った犬の学校や、ノラと一緒に作った保護猫ハウスのエピソードを収録。犬を飼ったことから大切な仲間ができ、さらに世界が広がっていった経験が描かれている。

ヨシモフ郎さんは、犬との暮らしを通して広がった「犬がいないと見えなかった世界」を楽しんでほしいと話す。ドベとノラがもたらした変化や、2匹との日々で見つけた優しさが伝わるハートフルな作品だ。

■取材協力:ヨシモフ郎(@yosimofurou)

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