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ほたて貝は1回の額 かきは回数 12月の貝代の増え方

  • 2026.10.23

12月のほたて貝代は1〜11月の平均の1.65〜2.56倍で、伸びの中身は1回あたりの額(1.47〜1.92倍)でした(二人以上の世帯・2018〜2025年)。買う回数は1.05〜1.39倍です。12月の額が貝類で8年とも上位2つのもう一方、かき(貝)は反対に回数が2.30〜3.14倍で、1回あたりの額は1.04〜1.28倍にとどまります。

ほたて貝に使う額は、12月に1〜11月の平均の1.65〜2.56倍になります(二人以上の世帯・2018〜2025年)。その伸びを「買う回数」と「1回あたりの額」に分けると、ほたて貝は1回あたりの額が1.47〜1.92倍、回数は1.05〜1.39倍でした。
12月の額が貝類5品目で8年とも上位2つに入るもう一方のかき(貝)は、形が反対です。回数が2.30〜3.14倍に増え、1回あたりの額は1.04〜1.28倍でした。8年分の値の範囲どうしも、2つの貝で重なりません。
総務省の家計調査(月次の第4-1表)から、貝類の品目・10地方・52市で同じ計算をしました。

1回あたりの額で伸びるほたて貝 回数で伸びるかき 2018〜2025年

12月の値を1〜11月の平均で割った倍率を、二人以上の世帯の全国の値で1年ずつ出しました。
・ほたて貝 額1.65〜2.56倍・回数1.05〜1.39倍・1回あたりの額1.47〜1.92倍
・かき(貝) 額2.39〜4.01倍・回数2.30〜3.14倍・1回あたりの額1.04〜1.28倍
ほたて貝は8年とも1回あたりの額の倍率が回数の倍率より大きく、かき(貝)は8年とも回数の倍率が大きくなりました。ほたて貝の回数の倍率は最も大きい1.39倍でも、かき(貝)の最も小さい2.30倍に届きません。1回あたりの額は、ほたて貝の最も小さい1.47倍が、かき(貝)の最も大きい1.28倍を上回ります。
「回数」は100世帯あたりの購入回数、「1回あたりの額」は支出金額を購入回数で割った値です。回数の倍率と1回あたりの額の倍率を掛けると額の倍率になりますが、どれも小数第3位を四捨五入した値なので、表示した値どうしでは合わないことがあります。
家計調査の貝類は「殻付き、むき身を含む。ゆで、蒸しも含む。」とされ、生鮮魚介として冷凍も含みます。缶詰・瓶詰は「魚介の缶詰」、2種類以上のさしみを盛り合わせたもの(例に「魚と貝のさしみ盛合わせ」)は「さしみ盛合わせ」という別の品目です。2026年(8月分まで)の値は使っていません。

貝類5品目の8年合計 あさり・しじみは12月が1〜11月の平均を下回る

2018〜2025年の8年合計で、貝類5品目の12月の倍率を並べました(二人以上の世帯・全国)。
・ほたて貝 額1.97倍・回数1.20倍・1回あたりの額1.64倍
・かき(貝) 額3.22倍・回数2.78倍・1回あたりの額1.16倍
・他の貝 額1.68倍・回数1.11倍・1回あたりの額1.51倍
・しじみ 額0.81倍・回数0.78倍・1回あたりの額1.03倍
・あさり 額0.67倍・回数0.67倍・1回あたりの額1.00倍
他の貝(はまぐり・あわび・さざえなど)も、ほたて貝と同じく1回あたりの額の倍率が回数より大きい形で、1年ずつでも8年とも同じでした。あさりとしじみは、12月の額が1〜11月の平均を下回り、回数の倍率も0.67倍・0.78倍です。年ごとに見ても、あさりは0.60〜0.77倍で8年とも1倍未満、しじみは0.67〜1.07倍で、1倍を超えたのは2025年だけです。
貝類全体では、額1.82倍・回数1.25倍・1回あたりの額1.45倍でした。
総務省統計局は2020年1月の「家計ミニトピックス」で、貝類の年間の支出に占めるほたて貝の割合(3か年後方移動平均)が2009年の33.7%から下がり、2018年はかき(貝)が26.5%で最も高くなったことを紹介しています。この記事は、12月の増え方を回数と1回あたりの額に分けて品目ごとに比べたものです。

北海道地方のほたて貝は10年とも1回あたりの額が上 九州地方は回数の倍率が10地方で最大

10地方で2016〜2025年の1年ずつ同じ計算をすると、北海道地方のほたて貝は10年とも1回あたりの額の倍率(1.93〜4.07倍)が回数の倍率(0.93〜1.51倍)を上回りました(二人以上の世帯)。2024年は、12月の回数が1〜11月の平均より少なくなっています。
10年合計で見ると、北海道地方の1回あたりの額の倍率は2.49倍で、ほかの9地方(1.33〜1.75倍)より大きい値です。ほたて貝の回数の倍率が10地方で最も大きいのは九州地方で、10年合計で1.52倍でした(ほかの9地方は1.05〜1.28倍)。1回あたりの額の倍率も同じ1.52倍で、年ごとでは1回あたりの額が上の年と回数が上の年が5年ずつです(同じ値の年はなし)。2018〜2025年の8年合計では回数1.53倍・1回あたりの額1.48倍で、回数が上になります。
かき(貝)は、10地方×10年の100のうち99で回数の倍率が上でした。例外は四国地方の2023年だけです。
地方の1か月の集計世帯数は、北海道地方が251〜284世帯、九州地方が949〜1,017世帯です(2018〜2025年)。

よくある質問

2016年・2017年も、同じ形ですか

同じ形でした(二人以上の世帯・人口5万以上の市)。この2年は全国の値が表に無いので、人口5万以上の市の値で計算しています。ほたて貝は回数1.10倍・1回あたりの額1.82倍(2016年)、回数1.10倍・1.75倍(2017年)、かき(貝)は回数2.59倍・1回あたりの額1.16倍(2016年)、回数2.88倍・1.56倍(2017年)です。

52市で、ほたて貝の回数の倍率のほうが大きい市はどこですか

2018〜2025年の8年合計で、水戸市・川崎市・名古屋市・高知市・福岡市・佐賀市・長崎市・大分市・宮崎市の9市です(二人以上の世帯)。山口市は回数・1回あたりの額とも1.16倍で同じでした。残る42市は、1回あたりの額の倍率が上です。2017年を足した9年合計では、1回あたりの額の倍率が上なのは41市です。千葉市・高松市が回数側に加わり、水戸市は回数・1回あたりの額とも1.26倍で同じ、山口市は1回あたりの額が上になります。かき(貝)は8年合計・9年合計とも、52市すべてで回数の倍率が上でした。市の値は1市1か月58〜361世帯の集計なので、8年分を足して比べています。

まとめ 12月の伸び方 ほたて貝とかき(貝)は8年とも範囲が重ならない

ほたて貝の12月の額は1〜11月の平均の1.65〜2.56倍で、1回あたりの額が1.47〜1.92倍、回数が1.05〜1.39倍でした(二人以上の世帯・2018〜2025年)。かき(貝)は回数が2.30〜3.14倍、1回あたりの額が1.04〜1.28倍で、8年とも2つの貝の範囲は重なりません。
地方では、北海道地方のほたて貝が10年とも1回あたりの額の側でした。九州地方はほたて貝の回数の倍率が10地方で最も大きく(10年合計1.52倍)、1回あたりの額と並びます。52市の8年合計では、ほたて貝は42市で1回あたりの額が上、かき(貝)は52市すべてで回数が上です。

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