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「映画館の飲み物って高いよね」私の買い物に文句をつけた彼。だが、上映中に見せた行動に、思わずあきれた理由

  • 2026.10.22

売店で何度も値段に文句をつける彼

休日に、付き合っている彼と映画を見に行ったときのことです。

上映前、私は売店でポップコーンと飲み物を買うことにしました。

映画館に来たときくらい、好きなものを食べながら楽しみたいと思っていたからです。

彼にも何か買うか聞きましたが、返事はあっさりしたものでした。

「俺はいいや。何もいらない」

それならそれで構いません。私は自分の分だけ注文し、カウンターで商品を受け取りました。

すると、隣に立っていた彼がメニューの値段を見ながら口を開きました。

「映画館の飲み物って高いよね」

「まあ、普通のお店よりは高いかもね」

軽く返したのですが、彼はまだ納得できない様子です。

「外で買ったらもっと安いじゃん。なんかもったいなくない?」

店員さんにも聞こえそうな声だったので、私は少し気まずくなりました。

「でも、せっかく映画を見に来たんだし。私はこれも楽しみなんだよ」

そう伝えても、彼は私の持っているポップコーンを見て首を振ります。

「いやあ、よくあの値段出すよね」

別に彼のお金で買っているわけではありません。自分が買わないのは自由ですが、私の買い物にまで何度も文句を言われると、さすがに嫌な気分になります。

言い返しても雰囲気が悪くなるだけだと思い、私はそれ以上何も言わず、客席へ向かいました。

映画が終わって気づいた、彼の矛盾

席に着くと、私はポップコーンをひざの上に置き、飲み物をふたりの間のドリンクホルダーに入れました。

上映が始まってしばらくすると、ひざの上でカサッと音がしました。

横を見ると、彼が私のポップコーンに手を伸ばしていたのです。

あれだけ文句を言っていたのに、食べるんだ…。

そう思いましたが、映画の途中なので何も言いませんでした。

ところが彼は、一度食べただけでは終わりません。

何度も手を伸ばしては、ポップコーンをつまんでいきます。

さらに、私の飲み物まで手に取り、ストローでひと口飲んで元に戻したのです。

さすがに驚きました。

自分では買わないと言っていたのに、私の飲み物まで断りなく飲むとは思いませんでした。

やがて映画が終わり、場内が明るくなりました。ひざの上のポップコーンは、底が見えるほど減っています。

そんなことは気にもしていない様子で、彼が言いました。

「あー、面白かった。でもやっぱ、飲み物にあの値段は出せないな」

その一言で、私も黙っていられなくなりました。

空になりかけたポップコーンの箱を彼に見せながら、言いました。

「でも、ずいぶん食べてたよね。飲み物だって飲んでたじゃん」

「えっ、いや、それは…」

「高いってあんなに言ってたのに、自分では買わずに私のを食べるんだ?」

彼は言葉に詰まり、気まずそうに目をそらしました。

近くにいた年配の夫婦が顔を見合わせて小さく笑うと、彼はますます居心地が悪そうな顔になります。

そして、しばらくしてから小さな声で言いました。

「……次は、俺が買うよ」

私はそれには答えず、出口のゴミ箱にポップコーンの箱を捨てました。

彼は黙ったまま、私の後ろを歩いてきます。

節約すること自体は悪くありません。でも、人が自分のお金で楽しんでいるものに文句をつけておきながら、自分もちゃっかり食べるのは違うと思います。

次に映画へ行くとき、本当に彼が自分で買うのかは分かりません。ただ、せめて人の買い物にまで口を出すのはやめてほしいと思った出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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