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「予算オーバーじゃない?」節約旅行のはずが豪華な駅弁を次々買う夫。だが、夫から知らされた思わぬお金の出どころ

  • 2026.10.22

節約旅行なのに、夫の手には豪華な駅弁

夫と小学生の息子と、家族3人で旅行に出かけたときの話です。

久しぶりの遠出だったので、私はなるべく出費を抑えようと計画を立てました。

新幹線は自由席、宿も手頃なところを選び、旅行中に使える予算を小さなメモに書いて持ち歩いていました。

ところが、出発した日の昼、思いがけないことが起きました。

乗り換えのホームで、夫が「ちょっと駅弁を見てくる」と売店へ向かったのです。

私はキャリーケースのそばで予算のメモを確認しながら待っていました。

しばらくすると、夫が両手いっぱいに駅弁の包みを抱えて戻ってきました。

「見て!いちばん豪華なやつ、買ってきた!」

なんと、売店でいちばん豪華な駅弁を3つも買ってきたのです。

「えっ、3つともそれ?お昼はおにぎりで十分って話してなかった?」

「まあまあ、せっかくの旅行なんだし!」

夫は楽しそうに笑っています。隣では息子も大喜びで跳びはねていました。

「そうだけど……予算、大丈夫なの?」

「大丈夫だって!」

あまりにあっけらかんとした返事に、私は言葉を失いました。

まだ旅行の初日です。一度くらいならいいかと思い、その場ではそれ以上言いませんでした。

地酒を次々に注文する夫に、募る不安

ところが、宿に着いてからも夫の勢いは止まりませんでした。

夕食の席で地酒を注文し、飲み終わるとまた次のお酒を頼もうとするのです。

私は料理を食べながらも、頭の中では予算の計算ばかりしていました。

このままだと、帰りの分まで足りなくなるかもしれません。

夫がまたおかわりを頼もうとしたところで、私はそっと袖を引っ張りました。

「ねえ、ちょっと。予算オーバーじゃない?」

「ん?大丈夫、大丈夫!」

「さっきから大丈夫って言うけど、本当に?」

「うん、心配しなくていいよ」

夫はにこにこしていますが、私には何が大丈夫なのか、さっぱり分かりません。

もしかして、私の知らないへそくりでもあるのでしょうか。

それとも、帰ってから生活費を切り詰めるつもりなのでしょうか。

せっかくの旅行なのに、私はお金のことが気になって落ち着きませんでした。

宿の夜、夫が明かしたお金の出どころ

その夜、息子が眠ったあと、私は布団の上に座り直して夫に向き合いました。

そして、持ってきた予算のメモを夫の前に置きました。

「ねえ、ちゃんと教えて。今日、結構使ったよね?このお金、どうするつもりなの?」

すると夫は、きょとんとした顔で答えました。

「ああ、それ?母さんからお小遣いもらったんだよ」

「……えっ?」

「孫と楽しんでおいでって。だから、そんなに心配しなくて大丈夫だよ」

思いがけない答えに、私はしばらく夫の顔を見つめてしまいました。

「ちょっと待って。それ、いつから知ってたの?」

「旅行の前からだけど…」

「なんで先に言わないの!」

思わず声が大きくなりました。

それが分かっていれば、新幹線の指定席や宿のことだって、もう少し相談して決められたはずです。

何より、私だけがずっと予算を気にしていたことが、なんだかばからしくなってしまいました。

「いや、その……サプライズにしようと思って」

夫は困ったように頭をかきました。

「サプライズって……。だったら、途中で教えてよ!」

あきれてため息をつきましたが、悪びれる様子もなく笑う夫を見ているうちに、私まで笑ってしまいました。

ちなみに息子は、あの日の豪華な駅弁の空き箱を大事そうに持ち帰り、しばらく宝物入れにしていました。

そして次の旅行を計画するとき、私が真っ先に夫に確認したのは、こんな一言でした。

「ねえ、今回はお母さんから何かもらってる?」


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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