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不器用だけどまっすぐな42歳こじらせ万年アシスタントの日常!『見上げてごらん』森田剛演じる「土屋輝一の一日」特別映像

  • 2026.10.22

森田剛が主演し、映像制作集団「分福」の森本晶一と佐藤快磨がダブル監督を務める『見上げてごらん』(10月30日公開)。本作より、森田演じる主人公で万年マンガ家アシスタントの土屋輝一の日常を紡いだ「土屋輝一の一日」特別映像が解禁となった。

【写真を見る】武田鉄矢演じる大御所漫画家のアシスタントを長年務めてきた土屋輝一

圧倒的なカリスマ性と演技力から唯一無二の存在と評される森田を主演に迎えた本作。森田が演じるのは、マンガ家の万年アシスタント42歳、土屋輝一だ。後輩にデビューを先越され、人気声優の妻とは別居中。高校受験を控えた娘には疎まれ気味。夢の賞味期限はとうに過ぎている。そんな情けない“こじらせ男”を中心に描かれるのは、「何者にもならなくたっていい。肩肘張らなくたっていい。」と伝えてくれる、ちょっと痛くて、愛おしい物語だ。分福を率いる是枝裕和監督のもと、助監督を長年務めてきた森本監督の実体験から生まれた原案、オリジナル脚本で、森本監督は本作で長編劇場映画監督デビューを果たす。一方、長編劇場映画監督デビュー作『泣く子はいねぇが』(20)で第68回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門最優秀撮影賞を受賞した佐藤監督にとっては、本作が長編劇場映画2本目。共演には森川葵、川上友里、阿部寛、松本まりか、武田鉄矢、早瀬憩ら、多彩なキャストが勢ぞろいした。

このたび解禁された「土屋輝一の一日」特別映像では、朝8時に起床してから、夜23時30分に就寝するまでの土屋の行動を順に紹介。仕事場である吉住プロでの仕事ぶり、アシスタント仲間とのつかの間の昼食、合間の打ち合わせなど、外での様子に加え、家では掃除や夕食作りなど家事も淡々とこなす。土屋の性格がにじみ出る一日の行動が綴られていく。また、高校受験を控えた娘とテレビを観たり、一緒に洗濯物を畳むなかでのふとした表情には、父としての愛情も感じさせる。

『見上げてごらん』より「土屋輝一の一日」特別映像が解禁に [c]2026「見上げてごらん」製作委員会
『見上げてごらん』より「土屋輝一の一日」特別映像が解禁に [c]2026「見上げてごらん」製作委員会

土屋というキャラクターについて森田は、「土屋さんは、こじらせているというか、まわりからすると、面倒くさい人だったりするんですけど、マンガに対してはすごく情熱があって。不器用だけどまっすぐな人だったので、そういうところに魅力を感じました」と語っている。マンガ家になる夢を抱いてこの世界に入って来たはずが、気づけば20年近くアシスタントを続けている土屋。夢を叶えた人への嫉妬からこじらせ感情が漏れ出すと面倒クサい男になったりするが、「土屋輝一の一日」からは、日常の些細なあれこれと誠実に向き合って生きる、人間の可笑しみも垣間見える。

夢をこじらせた42歳の男は、日常の先にどんな一歩を踏みだすのか?森田が自然体で体現する、迷えるオトナに捧ぐちょっと痛くて愛おしい物語に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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