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エリザベス女王の幼少期“塗り絵コラージュ”が競売へ! 約70年の時を経てオークションに登場

  • 2026.10.21
WPA Pool / Getty Images

エリザベス女王が幼少期に手掛けたアート作品が、現地時間10月22日にカナダ・トロントの競売会社ワディントンズのオークションに出品されている。入札は現地時間10月22日に締め切られる予定で、予想落札価格は6,000ポンド(約115万円)と見られている。

Waddingtons

出品されているのは、童話『ハーメルンの笛吹き男(The Pied Piper)』を題材にしたコラージュ作品。エリザベス王女が、笛吹き男や子どもたち、木々、家々の輪郭線をクレヨンで丁寧に塗り、それぞれをハサミで切り抜いて大きな台紙に貼り付けたものである。作品の上部には、王室内の愛称を用いて「The Pied Piper, by Lilibet 1934(ハーメルンの笛吹き男、リリベット作 1934年)」と直筆でサインが残されている。

作品の裏面には、母エリザベス王太后(当時はヨーク公爵夫人)による手書きメモも残されている。「Painted by Princess Elizabeth of York, Xmas 1934(ヨーク公女エリザベス王女が描く、1934年クリスマス)」と記されているが、当初は「Eliz」と愛称を書きかけたものの、娘の正式な称号を用いるために線で消して書き直した形跡がある。

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この作品が世に出た経緯も興味深い。1950年代、バッキンガム宮殿で作業を請け負っていた引っ越し業者ビショップス・ムーブの作業員ジェームズ・ライアン氏へ、ある宮殿スタッフから個人的に贈られたという。その後は個人コレクションとして約70年ものあいだ大切に保管されていた。

ワディントンズのスペシャリストであるショーン・クイン氏は、「後に敬愛される君主となったエリザベス2世も、かつては塗り絵が好きだった『リリベット』という名の少女だったことを思い出させてくれる。女王のアート作品が市場に出ることは極めて珍しい」と語る。

WPA Pool / Getty Images

エリザベス女王の幼少期の品を巡っては、今年2月にも、犬や馬のスケッチを添えて宮殿の住み込みメイド長宛てに送った直筆の手紙が出品され、予想額4,000ポンドを大幅に上回る2万5,000ポンド(約480万円)で落札されたばかり。今回の秘蔵アートも、コレクターたちの熱い注目を集めることになりそうだ。

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