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【フィギュアスケートJournal】祝・婚約! “りくりゅう”ペア、7年間の輝ける軌跡

  • 2026.10.21
Naoki Nishimura / Aflo

2026年8月23日朝、それぞれのSNSで公表された三浦璃来(みうら・りく)さんと木原龍一(きはら・りゅういち)さんの婚約。SNSのタイムラインは一気に「おめでとう」の祝福ムードに包まれました。

シングルからペアに転向し、それぞれのキャリアを積んでいたふたりが、新ペア結成の発表をしたのは、’19年8月5日のこと。そしてもう翌週には練習拠点となるカナダへ渡りました。それからわずか3カ月あまり、すでに息の合った疾走感溢れる演技を見せて観客を驚かせたのが、11月のNHK杯。世界の強豪のなかで5位を獲得しました。

最速で進化する「りくりゅう」は、3シーズン目には北京五輪に出場し、団体戦の銀メダル獲得に貢献。世界選手権では、なんと世界2位を勝ち取るまでに。翌’22-23年シーズンになると、グランプリファイナル、四大陸選手権に続き、世界選手権でも優勝を遂げて、あっという間に世界最強ペアへとのぼりつめていきました。それと同時にISU主催の主要3大会を制覇したため、年間グランドスラムまで達成。日本フィギュアスケート史上初の快挙となりました。

その後それぞれのケガによる休養期間がありましたが、’25年に再び世界選手権で王者に返り咲き、’26年2月の冬季五輪で金メダルに輝いたことはご存じのとおりです。圧巻のFS『グラディエーター』は、ふたりがこの曲で滑りたいと熱望し、情熱を注いで完成させた勝負プログラムでした。

なんとも濃密な「りくりゅう」の7年。この間「いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」とつづられているように、9歳離れたお互いをリスペクトし、支え合ってきたことがうかがえます。夏には、世界上位カップルを多く招待して、世界でも類を見ないペアとアイスダンスだけのアイスショーを開催しました。

「カップル競技のダイナミックさをもっと知ってもらいたい」と口々に話すふたり。競技から退いても、全国を回るツアーを企画するなど新しい世界への扉を次々と開けていきそうな「りくりゅう」から目が離せません。

Kiyoshi Sakamoto / Aflo

’19年11月、結成後わずか3カ月あまりで出場したNHK杯の記者会見で。当時璃来さんはまだ高校3年生でした。

Yohei Osada / Aflo

璃来さんは’22年北京大会が五輪初出場でしたが、壮大なツイストリフトを披露するなど、堂々とした演技で日本チーム初の団体銀メダル獲得に貢献。

Naoki Nishimura / Aflo

シーズン当初から、出場する国際試合で優勝を重ねた’22-23年。総決算となる3月の世界選手権でも優勝し、驚くほど速く世界No.1のペアに躍進。

Naoki Nishimura / Aflo

現地時間’26年2月16日夜のミラノで、ノーミスで逆転勝利へと疾走したFS『グラディエーター』が歴代最高得点の評価を受け、日本のペア史上初の五輪金メダリストになりました。


※FS:フリースケーティングの略です。


25ans(ヴァンサンカン)11月号掲載(2026年9月28日発売)の記事に加筆・修正をしました。

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